mixiユーザー(id:436214)

2009年03月29日21:35

33 view

古時計の修理5

古時計の修理5
パーツの修理も完了し、
これでやっと組み立てられると思いきや、
大きな問題に突き当たりました。
ゼンマイの処理です。

分解前は打ち一番車の直径よりも小さく収まっておりましたが
分解後はご覧の通りに大きく広がってしまい、
パーツを組むどころか下板にゼンマイを収める事すらできません。
ゼンマイを巻くと小さくなりますが
手を離そうモノなら勢い良く回ると云うより
弾け飛んで非常に危険です。
ゼンマイの戻る力も相当なモノで
軽い気持ちで手を出すと怪我をしそうです。

ネットで調べるとゼンマイを巻いて
素早く針金で固定する方法が紹介されており
これに習う事に致しました。

準備したモノは

厚手の革の手袋オートバイ用。これは万一の怪我の防止と
ゼンマイを巻くカギが滑らない様にする為に使用しました。
仮に戻さざるを得ない場合も掌は痛くありません。

針金2回巻き分+α。


予め針金を丸くしておき、
ゼンマイを下板と上板にはさみカギで巻き上げます。
片手でカギをしっかりと固定し、
素早く針金をゼンマイの外周にはわせて2回巻き、
あとはオートバイのワイヤリングの要領で固定しました。

やってみると案外楽にできます。
これでいよいよ組立に入れます。
0 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する