古時計の修理3
部品が汚れていたので
元に戻せるようにデジカメで写真に収めながら分解した後
ガソリンに浸してブラシで洗浄しました。
これは当然屋外の作業となりますが
この時期、杉檜花粉が飛散して目のかゆいこと!
オートバイと同じで部品が綺麗になるのはとても楽しいです。
パーツは殆ど真鍮です。
ついでに部品の様子も観察しました。
いよいよ部品の修理です。
まずはこの時計の致命傷の原因と思われる、
打ゼンマイです。
コハゼバネ。これはワンウェイクラッチですが
これを固定していたピンが折れていました。
それでコハゼが飛んで、一気にゼンマイが解放され、
歯車が破損したようです。
これはφ1mmのピアノ線で再び固定しました。
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