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日記一覧

12月23日(金)  TOHOシネマズ シャンテ「MILES AHEAD マイルス・デイヴィス 空白の5年間」                           (ドン・チードル)題名どおり。デイヴィスが活動を中断した期間にスポットを当て

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12月16日(木)  立川シネマシティ「海賊とよばれた男」(山崎貴)堂々2時間25分、大正末期から昭和の戦後復興までの実業家の一代記、オールスター骨太の社会派ドラマ大作だ。往年は、この手の題材では山本薩夫が剛腕を振るった。「傷だらけの山河」

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12月1日(木)【シアター】イメージフォーラム「灼熱」(ダリボル・マタニッチ)クロアチア紛争の真っ只中の1991年、戦後の2001年、観光国と化した現代の2011年。三つの時代のエピソード。同じ男女優が、時代を越えて別の役を演じる試みは効果

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11月23日(水) 立川シネマシティ「ファンタスティックビーストと魔法使いの旅」(デイビッド・イェーツ)「ハリー・ポッター」シリーズは、魔法界のバトルが中心だが、今回は人間界も巻き込んでのバトルが開始される。魔法使いはひっそりと息を潜めて、

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11月9日(水)  立川シネマシティ「DEATH NOTE Light up the NEW world」                              (佐藤信介)「デスノート」2部作の、10年後の後日談。今回は、この世に存在

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11月1日(火)  シネマヴェーラ渋谷  祝・生誕45周年           ROMAN PORNO REBOOT 公開記念特集                         芹明香は芹明香である!「赤線最後の日 昭和31年3月31日」

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10月22日(土) 下北沢トリウッド「ケンとカズ」(小路紘史)自動車修理工の二人の若者、ケンとカズ。それは表向きの顔で、実は覚醒剤の売人。工場はマネーロンダリングの隠れ蓑。ケンは愛人が妊娠していて、生まれてくる子供のためにまともな暮らしをし

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10月16日(日)  有楽町朝日ホール  キネ旬試写会「ボクの妻と結婚してください。」(三宅喜重)かなり食傷気味になっている難病モノだが、こんな手があるとは思わなかった。中年男が膵臓癌で余命半年を宣告される。ヴラエティ番組放送作家で、どこか

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10月3日(月) TOHOシネマズ シャンテ「ある天文学者の恋文」(ジュセッペ・トルナトーレ)大学教授ジェレミー・アイアンズと教え子オルガ・キュリレンコとの不倫の愛。教授の死後も、様々な形でメッセージが、教え子に届けられる。あまり書くとネタ

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9月28日(水)  立川シネマシティ「ハドソン川の奇跡」(クリント・イーストウッド)ズバリ言っちゃおう。これは、過去の「エア・ポート」シリーズを大きく超えたパニック・アクション・スペクタクルの傑作だ。というよりは「活動大寫真」の傑作といえよ

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9月19日(月)  岩波ホール 岩波ホールで、グルジア映画を2本続けて観る。チラシや字幕スーパーでは、ジョージア表記が主流で、ジヨージア(グルジア)などともなっている。でもジョージアなんて、アメリカの州みたいで、ここではグルジア表記に統一し

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9月14日(水)  ユーロスペース「チリの闘い」三部作をイッキ見する。同時公開であるから、キネ旬ベストテンでは一本扱いとなろうが、ここでは三部に分けて感想を述べたい。チリのクーデターによるアジェンデ政権崩壊は、報道などで概要は知っていても、

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 9月11日(日)「蛙の会」発表会への御来場、ありがとうございました。今年も盛況裡に終了いたしました。 9月に入っての映画三昧も、ますます盛んになってます。9月1日(木) 上野オークラ劇場「昔々、ある所にスケベな女達が住んでおりましたとさ。

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8月25日(水)  由布市湯布院公民館 湯布院映画祭「下町」(千葉泰樹)  朝イチ名作劇場戦後もまだ4年、シベリア抑留の夫の帰りを待つ女の心のゆらぎを、山田五十鈴が繊細に演じる。戦争で運命を狂わされた人々を中心に、ワキを巧みに固めたドラマ展

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8月17日(水) TOHOシネマズ みゆき座「ヤング・アダルト・ニューヨーク」(ノア・バームバック)子宝に恵まれず、意固地な真実主義から仕事にも恵まれない中年ドキュメンタリー作家の夫婦が、若い世代のやらせドキュメントで名を挙げる夫婦にしてや

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8月8日(月) 新文芸座  終戦の日特別企画 8・15反戦・反核映画祭「薩チャン正ちゃん 戦後独立プロ奮戦記」(池田博穂)戦後レッドパージに端を発した独立プロ運動から、山本薩夫・今井正を中心に日本映画史を検証した入門映画。かつての名画のシー

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 活弁オジサンの晴れ舞台、「蛙の会」のプログラムが、以下のように決定になりました。賑々しく御来場のほど、よろしくお願い申し上げます。 と き 平成28年(2016年)9月11日(日)       午後0時20分(開場午後0時 演目が豊富で今年は早

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8月1日(月) TOHOシネマズ シャンテ「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」(ジェイ・ローチ)「ローマの休日」「黒い牡牛」「スパルタカス」「栄光への脱出」、眼もくらむようなフィルモグラフィの事実を前にして、所詮フィクションはそれを越え

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7月27日(水)  立川シネマシティ「ひな鳥の冒険」海鳥のひなが、海岸に出て貝の餌になかなかありつけず、時に波に呑まれたりの悪戦苦闘。それだけの描写だが、海面下も含めてのピクサーのアニメ技術の真髄がここでも示され、これも珠玉の併映短編だった

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7月15日(金) 目黒シネマ  矢崎仁司監督二本立て「無伴奏」(矢崎仁司)1969年〜70年、学園紛争が華やかなりし時代。主人公の成海璃子は高校3年生。それにかぶれて制服廃止闘争などを始めるが、大人に対する反発心と打ち込むもののない空虚感が

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7月2日(土) 岩波ホール」「シアター・プノンベン」(ソト・クォーリーカー)一人の娘がひょんなことで、クメール・ルージュ大虐殺時代の混乱で最終巻が失われた映画に、若き日の母が出演しているのを発見する。それを手繰る中で浮き上がる歴史の悲劇と、

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6月29日(水)  新文芸座  新文芸座セレクション            絶対に観てほしい邦画サスペンス ‘50〜’70年代「人間狩り」(松尾昭典)幼い頃に母親を強盗に殺されたトラウマを抱える長門裕之の刑事が、悪を憎み非情に犯人逮捕に執念

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6月20日(月)  上野オークラ劇場「萌え盛るアイドル エクスタシーで犯れ!」(国沢実)額から男根を突きだしたヘンな神様から、アイドルおたくの若者へ、≪デス・ノート≫ならぬ≪EROS NOTE≫が与えられる。性的願望を記せば何でもかなえられ

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6月15日(水) ユーロスペース「FAKE」(森達也)現代のベートーベンと絶賛されながら、ゴーストライダー騒動でバッシングされ社会的に葬られただけでなく、障害者詐称まで疑われ人格的にも否定されつくした佐村河内守を、「A」「A2」でオウムを追

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6月2日(木)  立川シネマシティ「マクベス」(ジャスティン・ガーゼル)シェイクスピア没後400年の映画化だそうだが、凝った映像の割に21世紀の今、映画化する意義が私にはよくわからなかった。マクベス=マイケル・ファスベンダー、マクベス夫人=

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5月23日(月) 上野オークラ劇場「巨乳OLと美乳人妻〜北へ向かう女たち〜」(加藤義一)熟年と若い女の二人連れが、訳あり風に北へ向かって逃亡生活を続ける。それをもう一人の若い女が追う。映画の進展に連れてその真相が、薄皮を剥ぐように露わになっ

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5月12日(木)  立川シネマシティ「追憶の森」(ガス・ヴァン・サント)妻ナオミ・ワッツとの悲劇的関係から、理想の死に場所を求めたマシュー・マコナヘイが、富士の樹海に分け入っていく。そこで同じく死のうと思って彷徨っているうちに、生きたい欲望

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5月3日(火)  上野オークラ劇場       OP映画祭り 「裸の劇団 いきりたつ欲望」公開記念舞台挨拶「アナーキー・イン・ジャパン 見られてイク女」(瀬々敬久)男に弄ばれ子を生めぬ身体になった佐々木ユメカは、魔が差すように赤ん坊を誘拐し

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4月25日(月)  シネスイッチ銀座「さざなみ」(アンドリュー・ヘイ)土曜日に結婚45周年を控え、子にはめぐまれなかったけれど愛し合って過ごしてきた熟年夫婦に、月曜日ある報せが届く。結婚前に夫は恋人がいて、彼との登山中に遭難死した。その死体

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4月17日(日)  立川シネマシティ「モヒカン故郷に帰る」(沖田修一)同棲相手が妊娠したので、できちゃった婚の報告に、故郷の瀬戸内の島に帰ったら、父親が肺ガン全身転移で、余命いくばくもないことが判明、看取るまで帰京を伸ばし、親孝行に励む。そ

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