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日記一覧

これは芥川龍之介の短編小説:神々の微笑、にヒントを得たものです。----------------------軍用機で颯爽と厚木飛行場に降り立ち、連合国軍最高司令官として敗戦国日本の統治を始めたダグラス・マッカーサーであったが、実は部下にも言えない大きな不安を抱え

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千葉真一がコロナで亡くなった。千葉真一で思い出すのは大昔に見た、戦国自衛隊、という映画。ここは、千葉真一の追悼を兼ねて、戦国自衛隊のパロディを考えてみた。------------------------ペリリュー島でアメリカ軍の上陸を迎え撃とうとしていた中川大佐を

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休日の午後、探偵職のホームズはテムズ川のほとりの木陰でパイプを吹かしながら新聞を読んでいた。すると、近所に住む不動産屋の主人が駆け寄ってきた。「ホームズさん、ここでしたか?探しましたよ!」その初老の男は息を切らしながら話した。「実は数日前に

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これは日本文学の巨匠二人の短編小説を参考に書いたものです。文学好きの方ならもうお分かりですね。ある初夏の午後のことである。馬車乗り場では婆さん達がこの冬は蜜柑が豊年だったという話をしていた。御者の勘三はいつものように客を待っていた。彼は自分

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歴史家 磯田道史先生などを中心に戦国時代など合戦物のIF論議は盛んだが、太平洋戦記のIFは未だ少ない。約300万人の日本人死者を出し、日本の総力を傾けて連合国と戦った先の大戦は、戦国時代の合戦などの比では無い。この戦いを思い出したくない、だけの理

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あり得ないことを消去していけば、後に残るのは如何に信じがたいものであっても、真実に違いない。by シャーロック・ホームズ特殊相対性理論は、関係式そのものはさほど難しいものではないが、その前提条件が、理解するのに困難極まる魔訶不識なものです。そ

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これはオーストリアのある伝記作家の作品からヒントを得たものです。------------------------時は戦国時代、風者、という若者がいた。彼は、「戦国時代を生き抜くには勝つ側に就かなくてはダメだ。しかし、何が起こるか分からないこの時代に誰が最後まで勝つ

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大東亜戦争も後半を過ぎ日本軍は日に日に劣勢化していた。中国戦線でも英国軍から物資を中国に補給する「援蒋ルート」に悩まされ、戦況は思わしくなかった。陸大出のエリートであるM司令官は、「援蒋ルート」で待ち伏せるのではなく、いっそのことインドにあ

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久しぶりのショートミステリーです。もし獰猛な動物をペットとして飼われている方がおられましたら、お気を付けください。(笑)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「工場長大変です。虎が工場の中に入り込みました!」工員が慌てふ

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