[1593]
皆さま、春分の日の連休の予定は立っていますか?
今年は網走と東釧路を結ぶJR釧網線が全線開通して80周年を迎える記念の年である。
ボクも会員に入れてもらっている釧路臨港鉄道の会や網走のMOTレール倶楽部、沿線自治体、国交省などで構成する「釧網本線利活用推進協議会」が昨年組織され、様々な事業を展開する計画である。
その一環として、春分の日の連休中の3月20日、釧路と網走から面白列車による募集型団体専用臨時列車を仕立て、双方が摩周で合流し、弟子屈町内で開催されるお楽しみイベント「摩周で会いましゅう」に参加してそれぞれ帰っていく、という企画がある。
釧路からはノロッコ号車両を使用して「早春ノロッコ号」を、網走からはバーベキューカー+国鉄色キハ40(予定)を使用して「海明け食い倒れ号」が運転される予定で、募集が始まった。
個人的にはバーベキュー列車の方が興味あるが、釧路臨港鉄道の会のメンバーだから網走組の方に浮気するわけにはいかず、ボクは釧路からの「早春ノロッコ号」に乗る。
募集チラシはこちら。
「ご当地歌手喜多島麻鈴と行く早春ノロッコ号で春の湿原散歩」
http://www.jrkushiro.jp/tabisite/sousyun.html
このツアー、参加費は昼飯とエゾシカまんじゅうまでついて何と3000円である。
釧路・川湯温泉間の普通往復乗車券(3580円)より安いのだ。
国交省からの補助金が充当されているからなのだが、とにかく安い。
団体列車だが、募集型ツアーの団体列車なので、関係者じゃなくても誰でも申し込めば乗れる。
展望車「ノロッコ車両」に乗れるし、クルマでは見られない釧路湿原の中を走るし、鉄道ファンや喜多島麻鈴ファン(いるのか?)だけでなく、車窓風景を眺めるだけでも楽しい列車だ。
そんな楽しい列車が補助金導入のおかげで普通運賃より安く食事付きで乗れるんだから、こりゃ最高だ。
もちろんノロッコ車両内にはダルマストーブが設置されているから、スルメやシシャモを炙りながら釧路の地酒「福司」のワンカップで一杯、なんていうことも可能だ。
皆さまもいかかですか?
ログインしてコメントを確認・投稿する