◆Dietと美コミュの▲紫外線　の悪影響を阻止　　　　　　　http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=1857092&comm_id=275787

●目にも有害な紫外線　

　「動物実験で、紫外線や赤外線などが目のレンズ役の水晶体を濁らせ、白内障が起こることがわかりました」と、小島講師はいう。白内障は水晶体が濁って視力が低下し、最悪の場合、失明に近い状態になる病気だ。これまで老化や糖尿病などが原因とみられていたが、小島講師はラットなどの実験で紫外線や赤外線なども原因になることを突き止めた。

●紫外線が細胞死を促し、じわじわと発病へ

　人の水晶体の細胞を取り出して増やし、そこへ紫外線を当てたところ、細胞が死んだ。また細胞中の遺伝子（ＤＮＡ）が紫外線を吸収すると傷つき、がん化することもわかった。「水晶体の細胞の死滅やがん化の積み重ねで、人の場合、５－１０年かかって白内障になるのです」と小島講師。

●赤道に近いほど白内障が多い

　さらに同大グループは日本各地の他、ＷＨＯ（世界保健機関）の依頼を受け、赤道に近く紫外線の多いシンガポールと、逆に紫外線が少ないアイスランドについて、白内障になっている患者の比率（有病率）を調べた。その結果、有病率はシンガポール、奄美大島（鹿児島県）、能登半島（石川県）、アイスランドの順で高かった。一方、紫外線の年間照射量は能登半島を１とした場合、シンガポールが２・１、奄美大島１・４、アイスランド０・４。「紫外線の照射量と白内障になる率が比例していることがわかりました」。旅行などのときはご注意。

●１０時－１４時は魔の時間帯

　「地上に届く紫外線にはＡ波とＢ波があり、波長の短いＢ波は照射量が全体の５％程度だが、毒性はＡ波の１００－１０００倍も強く、危険です。特に夏の日中はＢ波の照射量が増える」。一方、Ｂ波の照射量が増えるのは、７－９月の午前１０時から午後２時だ。

●帽子・日傘・サングラスでガード

　この時間帯の外出を極力避け、外出時、特に信号待ちの時にはビルの陰や木陰に。女性なら日傘を差し、男性は野球帽や麦ワラ帽子などを。「つばが長さ７センチ以上ないとあまり効果はない」ということだ。

　近眼用でも老眼用でもメガネのプラスチック・レンズ（１０年ほど前からガラス・レンズは一部）はＢ波を一部カットする。「サングラスなら１００円ショップのものでＯＫ。ただ家庭用品品質表示法で表示義務のある『サングラス』のタグ付きを買うことです」

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