機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTUNY(SSゲーム 1997年)について・・・この作品では大河原邦男氏がブルーディスティニー3機のメカニックデザイナーとして参加してらっしゃいます。大河原氏がデザインした「1STガンダム」のMSと出渕裕氏がデザインした「0080」のMSがこのひとつの作品にどちらも登場します。初め主人公のユウ・カジマは0080に登場したジムコマンドを操縦します。普通のジムよりも優れているという扱いでした。ストーリーは11月以降でこれも時代考証としては間違っていないと思います。後にユウは大河原氏のデザインしたブルーディスティニー1号機と3号機に乗り換えます。またこの作品に登場するEXAMシステムの実験体ニュータイプ、マリオン・ウェルチが「第08MS小隊 ラストリゾート」で登場し「アイナ」と名づけられた包帯巻きのニュータイプ少女に似ている点も注目してください。
書き忘れていたんですが、「機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTUNY」で大河原氏は「イフリート改」のデザインもしてらっしゃいました。また「ガンダム・ザ・ライド」ブランリヴァルにはG3ガンダム、量産型ガンキャノン、ジムスナイパー?が搭載され、ガトー専用ゲルググも一瞬だけ登場していました。「ジオニックフロント」では大河原氏がM−MSVシリーズとしてデザインしたガンダム6号機マドロックが初登場します。