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Standard Jazz Songコミュのレスター・ヤング・ソングブックその2

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レスター・ヤング・ソングブックが1000文字を超えたので、その2で続けます。

ここまでは、こちらから。
https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=6028752&id=102786117


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以下の記述で (#1-nn) となっていますのは『その1』に登場しているという説明になります。
文字数の制約の関係で『その1』に収まらなかったので『その2』に配置しています。
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レスター系のブラザー達
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Allen Eager (#1)
Greg Fishman (#2)
Herbie Steward (#1-78)
John Högman (#7)
Ruud Brink (#6)
Warne Marsh (#3)


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アルバムリスト(登場降順)
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#7 - John Högman, Klas Toresson With Martin Sjöstedt & Calle Rasmusson – Standard Selection (2009)
#7 - John Högman – Good Night Sister (1993)
#6 - Ruud Brink – To Say Goodbye (1996)
#6 - Trio Pim Jacobs Featuring Ruud Brink – Just Friends (#6)
#6 - Rudi Brink – Teach Me Tonight (1973)
#3 - Warne Marsh Quintet – Jazz Of Two Cities (1956)
#3 - Warne Marsh – Warne Marsh (1957)
#3 - Warne Marsh 4 / Music For Prancing (1957)
#2 - Greg Fishman - Three for Brazil (2004)
#2 - Greg Fishman – Two For Brazil (2002)
#1 - Allen Eager – An Ace Face - The Adventures Of Allen Eager (1946-1956)
#1 - Allen Eager – In The Land Of Oo-Bla-Dee, 1947-1953
#1-79 - Herbie Steward – One Morning In May (1992)
#1-78 - Herb, Al, Zoot, Serge – The Four Brothers .... Together Again ! (1957)
#1-78 - Herb Steward – Plays So Pretty (1962)

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登場曲 (alphabetical) Composer/Lyricist/year - (comment No.)
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"Ad Libido" (Ronnie Ball/????) - (#3)
"All Night All Frantic" (????/????) - (#1)
"All the Things You Are" (Jerome Kern/Oscar Hammerstein II/1939) - (#1-79)
"Body and Soul" (Johnny Green/Edward Heyman, Frank Eyton, Robert Sour/1930) - (#7)
"Coisa feita" (João Bosco, Paulo Emílio/Aldir Blanc/1982) - (#2)
"Do You Know What It Means to Miss New Orleans" (Louis Alter/Eddie DeLange/1946) - (#1-78)
"Everything Happens to Me" (Matt Dennis/Tom Adair/1941) - (#3)
"Four Brothers" (Jimmy Giuffre/1947) - (#1-78)
"Gone with the Wind" (Allie Wrubel/Herb Magidson/1937) - (#7)
"I Never Knew" (Ted FioRito/Gus Kahn/1925) - (#3)
"Indian Summer" (Victor Herbert/Al Dubin/1939) - (#1-78, 2)
"Look for the Silver Lining" (Jerome Kern/B.G. DeSylva/1919) - (#7)
"Meeskite" (Fred Ebb, John Kander/????) - (#1)
"Memphis in June" (Hoagy Carmichael/Paul Francis Webster/1945) - (#1-78)
"Moonlight in Vermont" (Karl Suessdorf/John Blackburn/1944) - (#6)
"My Melancholy Baby" (Ernie Burnett/George A. Norton, Maybelle Watson/1912) - (#3)
"Night and Day" (Cole Porter/1932) - (#7)
"One Morning in May" (Hoagy Carmichael/Mi(tchell Parish/1933) - (#1-79)
"Only Trust Your Heart" (Benny Carter/Sammy Cahn/1964) - (#2)
"Out of Nowhere" (Johnny Green/Edward Heyman/1931) - (#1)
"So Pretty" (Leonard Bernstein/Adolph Green, Betty Comden/1968) - (#1-78)
"Take Five" (Paul Desmond/1959) - (#2)
"Teach Me Tonight" (Gene de Paul/Sammy Cahn/1953) - (#6)
"There Will Never Be Another You" (Harry Warren/Mack Gordon/1942) - (#7)
"These Foolish Things (Remind Me of You)" (Harry Link, Jack Strachey/Eric Maschwitz/1936) - (#6)
"This Time the Dream's on Me" (Harold Arlen/Johnny Mercer/1941) - (#1)
"Too Close for Comfort" (Jerry Bock, George David Weiss, Larry Holofcener/1956) - (#3)
"Too Marvelous for Words" (Richard A. Whiting/Johnny Mercer/1937) - (#6)
"Triste" (Antônio Carlos Jobim/1967) - (#6)
"Você" (Roberto Menescal/Ronaldo Bôscoli/1964) - (#2)
"Witchcraft" (Cy Coleman/Carolyn Leigh/1957) - (#1-79)
"Yesterdays" (Jerome Kern/Otto Harbach/1933) - (#1-79)











コメント(7)

”レスター系のブラザー達”(21)

Allen Eager アレン・イーガー (January 10, 1927〜April 13, 2003)

アレンは1940年代後半の最高のインプロヴァイザーの一人であり、レスターとパーカーの楽想を融合したプレーはスインギーで流動間に富んでいます。

当時かつての輝きを失いつつあったレスターはアレンのプレーを耳にして、自分の若い頃のスタイルにパーカーのフィーリングを加え創造的なアドリブを繰り出すそのプレーを「あの白い坊やは、確かに出来る」と認めたそうです。

ニューヨーク生まれブロンクス育ちのアレンは13歳でクラリネットのレッスンを受けましたが、15歳でヘロインを覚えました。

1943年〜44年にウディ・ハーマンに参加し、45年にはトミー・ドーシーでプレー。
第二次大戦後はニューヨークを舞台に活躍し、1946年に初リーダー・アルバムを録音。

1948年にダッド・ダメロンのバップ・コンボに加わり、ファッツ・ナバロやヴォーデル・グレイらと互角に渡り合い名声を高めました。

その後バディ・リッチのバンドでプレーしたが薬物問題で一時引退し、スキーと乗馬のインストラクターになりました。

スキーのパトロール隊員として活躍したアレンは、カー・レースにも参加。
1961年のセブリング12時間レースではフェラーリに乗って、総合10位に入っています。

1960年代の後半からアレンはフロリダに移り音楽活動を継続したが、再度引退。
1980年代にまたカムバックして、82年にはリーダーアルバムを作りヨーロッパ・ツアーも行いました。

そして最後はフロリダ州のデイトナ・ビーチで、肝臓癌で亡くなっています。
スキー、乗馬、カーレースと健全なスポーツに励む一方で、音楽生活に戻ると薬物と縁のキレない不思議なダイナミックなアレンの生涯でした。

ではアレンの1947年〜53年のセッションを集めたCD
"ALLEN EAGER IN THE LAND OF OO-BOA-DEE"(Uptown UPCD 27-49) から
”Our of Nowhere”
メンバーは
Allen Eager(ts), Dick Twordzik(p), Bernie Griggs(b), Gene Glennon(ds):
February 1, 1953 Boston.




同じセッションから
”This Time the Dream's on Me”
ハロルド・アーレン作曲、ジョニー・マーサー作詞で、1941年の映画「ブルース・イン・ザ・ナイト」の為に書かれた曲です。




次にCDアルバム
”An Ace Face”(Giant Steps 023)から
"All Night All Frantic"



同じく
”Meeskite”


"レスター系のブラザー達”(22)

Greg Fishman グレッグ・フィッシュマン (1967〜   )

シカゴで生まれシカゴを舞台に活動を続けている、グレッグ・フィッシュマン。
彼自身もちろんすぐれたサックス・プレーヤーですが,むしろ音楽教育者としての立場や行動機会が多くメソッドや著書がたくさん有ります。
また彼のプレーはもちろんレスター系なのですが、彼自身スタン・ゲッツの研究家としても知られており、そういう意味ではブラザーというよりレスター系の息子あるいは甥っ子といった存在でしょうか。

彼のホーム・ページです。
https://www.gregfishman.com/

シカゴで14歳からプロ活動を始めたグレッグはノース・ウエスタン・大学でジャズ教育学の修士号を取得しています。

地元シカゴでライブ活動を続けていますがかつて同じシカゴ在住のブラジル人シンガー兼ギター奏者のPaulinho Garciaとコンビを組んで、”Two for Btazil”としてボサノヴァを中心とした数枚のアルバムを制作。
またポーランド生まれの女性シンガーGrazyna Auguscikを加えて、”Three for Btazil”としても活動。
このグループは、数回来日公演も行っています。

ではまず2011年のスタン・ゲッツのプレーを再現するコンサートから
"Indian Summer" です。




次も同じセッションから
”OnlyTrust Your Heart ”




次にPaulinho Garciaと組んだ”Two for Brazil”の2009年のシカゴでのライブから、
"Coisa Feita"




同じコンビでポール・デスモンドの名曲
"Take Five"




そしてGrazyna Auguscikを加えた”Three for Brazil”で、ホベルト・メネスカルの名曲
"Voce"


"レスター系のブラザー達”(23)

Warne Marsh ウオーンマーシュ (October 26, 1927~December 18, 1987)

さて今回のブラザーは、1970年代にチャーリー・パーカーのフレーズをアンサンブル化した「スーパーサックス」でソロイストとして再度脚光を浴びたWarne Marshです。

もともとレニー・トリスターノ門下の彼のトーンはクール派を代表する研ぎ澄まされた切れ味の鋭い音で、いわゆるレスター派の暖か味の有るトーンとは一味違うのは事実。
ゆえに彼をレスタ―派とみる事に疑問の方もおられると思うし、実際私も迷いました。

しかし彼の音の軽さ、フレーズの流れ、そして歌心には明らかにレスターの影響が認められるので、ここはブラザーの枠をやや広げて、彼も加えさせてもらう事としました。

ロサンゼルスで父親は高名な映画監督母親は音楽家という裕福な芸術家庭に生まれた彼は、幼い頃からアコーディオン、バス・クラリネット、アルト・サックス、そしてテナー・サックスを次々と習得。
1944年にホギー・カーマイケルのグループでプロデビューし1年半在籍しましたが、徴兵されて音楽活動を中断。

除隊後はバディ・リッチのバンドでツアーを行い、1948年10月にニューヨークに落ち着いてレニー・トリスターノに師事。
1952年まで、トリスターノのグループで演奏。
1956年から57年にかけて、同じトリスターノ・スクールのテナープレーヤーであるテッド・ブラウンと2テナーのグループを組みました。

1959年からトリスターノ・スクールのアルト奏者リー・コニッツと共に、再度レニー・トリスターノのグループ1965年まで参加。

1966年には生地ロスに戻り音楽と水泳の教師をするかたわら時折演奏活動という生活を続けていましたが、1972年に「スーパー・サックス」の結成時に声が掛かり主要なメンバーとなりました。

以後自己のグループを率いての演奏活動も続けていましたが、1987年にロスのジャズ・スポット「ドンテ」に出演中に心臓発作に倒れこの世を去っています。

ではまず彼が西海岸のMODE RECORDSに残したワン・ホーン・アルバム
"WARNE MARSH/4" から
"Ad Libido"
作曲はこのセッションでピアノを弾いているトリスターノ派のロニー・ボールです。
メンバーは
Warne Matsh(ts), Ronnie Ball(p), Red Mitchell(b), Stan Levey(ds);
September, 1957 Hollywood, Calif.




もう一曲
"Everything happen to me"
シンガーソングライターのマット・デニスが作った、スタンダード曲ですね。




続いて同じ1957年にATLANTIC RECORDSに吹き込んだ
"WARNE MARSH" より
"Too Close for Comfort"
メンバーは
Warne Marsh(ts), Ronnie ball(p), Paul Chambers(b), Philly Joe Jones(ds);
December 12, 1957 New York City



次は
"My Melancholy baby"
メンバーは
Warne Marsn(ts), paul Chambers(b), Paul Motian(ds);
January 16, 1958 Ney York City




そしてテッド・ブラウンとトリスターノ派2テナー共演の
"Jazz of 2 Cities" から
"I never knew"
1925年にテッド・フィオリトが作曲した、スタンダード曲。
メンバーは
Warne Marsh & Ted Brown(ts), Ronnie Ball(p), Ben Tucker(b), Jeff Morton(ds);
September ,1956 LA
ソロはマーシュ、ボールのピアノを挟んでブラウンの順です。


>>[3]

1950年代前半のウエストコースト・ジャズ全盛期に突如と現れたレニー・トリスターノ派のクール・ジャズというムーブメント(?)ですが、2-3年程度で終わってしまったように見えます。

このトリスターノ派のクール・ジャズというのは、ジャズ史において盲腸のように突き出ただけのものなのか、それとも後年のジャズに影響力を持っていたのか、(私には)よく分かっていません。

ちなみにマイルス・ディヴィスやギル・エヴァンスのアルバム The Birth Of The Cool は1940年代末に録音されています。

また、トリスターノ派のミュージシャンたちの名前も、ブーム以降は目に耳にすることがありませんでした。
(リー・コニッツ等の一部のミュージシャンを除いて)

このトリスターノ派のミュージシャンたちのその後の活動についても気になっています。

しかし、ウオーン・マーシュは長年にわたってこれだけのアルバムを出して活動していますね。
https://www.discogs.com/ja/artist/259089-Warne-Marsh

また、Wikipedia の discography によりますと、レニー・トリスターノと共演したアルバムにはこのようなものがあるようです。

With Lennie Tristano

1946-70 - Personal Recordings (Mosaic, 2021) (6CD Box set) Warne Marsh only in CD3 (1949-50) and in part of CD6 (1948)
1949 - Crosscurrents (Capitol, 1972)
1949 - Lennie Tristano Quintet Live At Birdland 1949 (Jazz Records, 1979)
1951 - Chicago April 1951 (Uptown, 2014)
1952 - Quintet Live In Toronto 1952 (Jazz records, 1982)
1958 - Continuity (Jazz Records, 1985)
1955-62 - The Complete Atlantic Recordings Of Lennie Tristano, Lee Konitz & Warne Marsh (Mosaic, 1997) (6CD Box set) Contains Lee Konitz & Warne Marsh (1955), Warne Marsh (1958) plus other without Marsh


今回ご紹介いただいていますウオーン・マーシュのアルバムは1950年代後半に録音されたもので、イースト・コースト系のミュージシャンが加わったものになっています。

このトリスターノとの録音でも、ウオーン・マーシュのスタイルにはレスター・ヤングの影響が感じられるのでしょうか。

お聞かせいただけましたら幸甚です。

(長文の割には内容がまとまっていませんー汗)

管理人様
難易度の高いご質問を、ありがとうございます。

「ジャズ批評」という、雑誌があります。
この雑誌が2022年の7月号で。「クール・ジャズってなに?」という特集をやっていました。

まずこの中で、茂木亮さんが書かれた文章から抜粋します。

「ギル・エヴァンスが構築した抑制の効いたアレンジ、レスター・ヤングが創り上げた滑らかなフレージングの妙、トリスターノ学派のストイックなアドリブの探求、さらには、管楽器を排除し、ピアノにギターとヴァイブをユニゾンで絡ませるジョージ・シアリングが確立したサウンド・・・
これらがクール・ジャズの概念を成す側面とされているが、それぞれのコンセプトは異なるものであることが分かる。
クール・ジャズとは、送り手(ミュージシャン)側からすれば「現象」で、受けて(リスナー)側には「感覚」なのではないだろうか。」

また氏はクール・ジャズの代表的プレイヤーとして
ギル・エヴァンス、マイルス・デイヴィス、ジェリー・マリガン、リー・コニッツ、レニー・トリスターノ、スタン・ゲッツ、そしてジョージ・シアリングを挙げておられます。

また後藤誠一さんはまず以下の油井正一さんの文を引用されています。
「クール・ジャズというのはむずかしい。どこがむずかしいのかというと、果たしてクールなどというスタイルが実在したかどうか?という点に疑問があるからだ」

また著名なジャズ評論家ヨアヒム・E・べ―レントの著作から、以下の引用をされています。
「クール・ジャズのはじまりは、実はビバップよりもはるかに早い。それは”プレジデント”ことレスター・ヤングから始まった」

更に
「ビバップを先導したチャーリー・パーカーの火の出るような天才的奏法に影響されていたマイルス・デイヴィスがレスター・ヤングのスローでリリシズムを持った抑制的なサウンドにも魅かれ、その融合をはかって誕生したのがクール・ジャズである」とされています。

「クール・ジャズ」と言う概念はとてつもなく広い範囲となり、それだけでいくつもトピが作れそうですね。

そしてクール・ジャズがその後のジャズ・シーンに影響を与えているかという事なのですが、私は個人的な主にその影響をヨーロッパ・ジャズにあるのではと感じていました。

それに関連した事を、やはり後藤さんが触れておられます。
「米国のジャズ評論家で音楽史家、ジャズ・ピアニストのテッド・ジョイアは、1970年代のECM関連のミュージシャンは現代のクール・ジャズ・スタイルを踏襲していると指摘している。」

またレニー・トリスターノ・スクールについて星向紀さんの文章から引用するとテナー・サックス・プレーヤーのテッド・ブラウンの語りとして
「レニーが主張したのは、バードやプレス(レスター・ヤング)の素晴らしいソロを学習しながら、それをツールとして使って独自のコンセプトを作ることで、その手法をさらに強化するために、自分が演奏したいと思うやり方で三十二小節のソロを書き出すことだった。
レニーはいつもこう言っていた”それじゃ、どれでもいいから好きな曲を基にしてワン・コーラスを書いて、来週持ってくるように。」

「コピーを繰り返しながら自分で即興演奏するために必要な”フレーズ”を少しずつ増やして行くのと同時に、今度は巨匠たちのフレーズが曲のコード(和音)に対してどのようになっているのかを音楽理論に基づきながら分析する。
そしてある程度フレーズを蓄積し理論を覚えると、今度は何もない状態からソロを考え譜面に書いてみる。

ビバップがどんなメカニズムで演奏されているか、何をもって”パーカーらしさ”なのか耳で覚えるものであって、何となく分かっていても言語化できなかったのではないか。

しかしトリスターノは小さい頃から音楽の英才教育を受けていたため、自身が学んだ音楽理論からビバップのメカニズムを理解し言語化できたということだろう。」

という事で「クール・ジャズ」という分類が存在するとすれば、レニー・トリスターノとその門下生達一族は、主役ではないけれど重要な一角を占めていたという事になるのでしょうか。



"レスター系のブラザー達”(24)

Ruud Brink ルート・ブリンク (1937 August 9~1990 June 29)

さて今回は眼をヨーロッパに向けて、オランダのルート・ブリンクを見ましょう。
確か彼が日本で知られるようになったのは、日本で人気を呼んだオランダの女性シンガーアン・バートンの「バラード&バートン」への参加が有ったからかと思います。

また同じくオランダの人気ジャズシンガーであるリタ・ライスのご主人であるピアニスト、ピム・ヤコブスとの共演盤でも知られています。

オランダのハームレムに生まれた彼のスタイルは徹底したレスターのブラザースタイルであり、晩年はハーグ王立音楽院の教師となりましたが生涯そのスタイルを貫きました。

では彼の1973年のファーストアルバムで、エジソン賞を受賞した
”Teach me tonight” から
タイトル曲の
”Teach me tonight” です。




もう一曲、同アルバムから
”These Foolish Things”




ではピアノのPim Jacobs trioとの共演盤から
”Too Marvelous For Words”




同アルバムから
”Moonlight in Vermont”




そしてストリングスとの共演アルバム
”To Say Goodbye" から、ボサノヴァ・ナンバーの
”Triste” です。


"レスター系のブラザー達”(25)

John Högman ジョン・ホグマン (1953 January 5〜    )

ヨーロッパのレスター系第二弾はスエーデンのストックホルムで生まれ、現在も現役で活躍を続けるマルチ・リード奏者のジョン・ホグマンです。

11歳でギターを手に音楽活動を始めた彼はやがてジャズに興味を持ち、ジョニー・ホッジス、レスター・ヤングそしてチャーリー・パーカーに憧れてクラリネットとアルト・サックスを始めました。

1970年代にはウプサラ大学で音楽を専攻しながらライブ活動を行い、1979年〜81年にストックホルム王立音楽院でジャズ教育学を学びました。

その後プロとして多くのバンドに参加し、ソプラノ、アルト、テナー、バリトンのサックスとクラリネットで活躍を続けました。

ではまず彼の1993年のアルバム
"Good Night Sister"(SITTEL SITCD 9202) から
”Gone with the Wind”
メンバーは
John Högman(ts), Knud Jorgemsen(p), Bengt Hansson(b), Johan Dielemans(ds);
October 12~13




同じアルバムから
”Look for the Silver Lining”
1920年に発表された、ジェローム・カーン作曲のスタンダード・ナンバーです。




つづいて2019年のストックホルムにおけるライブで、ピアノのJohansson Werreとのデュオで
”There Will Never Be Another You”
1942年の映画「アイスランド」の為に、ハリー・ウオーレンが作曲、マック・ゴードンが作詞したジャズのスタンダード曲です。




同じセッションから
"Body and Soul"
ジョニー・グリーンが作曲し、1930年に発表されたジャズのスタンダードです。




そしてKlas Toressonとのサックス・デュオで
"Night and Day"
あまりにも有名な、コール・ポーター作曲のスタンダード・ソングですね。


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