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弓道の考察コミュの早気について

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早気に関しては、さまざまな議論や意見があるかと思います

しかし、見渡してみると早気の本質を理解せず、ごまかしている様子で、かえっておかしなことになっている方々が多いように感じられます

まず、私は早気を次のように定義します

一、思考に反して体が何らかのスイッチにより反射で離してしまうもの

二、会において行わなくてはならない的中のための物理的、心理的要素の完成をみるまえに離してしまうこと


このように定義していくと、最終的には何秒数えてから離すといったことがいかに無意味なことかと思われます

また、目線をそらしたら、酷い方になると狙いをずらしておいたり、矢をこぼしておいたり、頬付けをつけずにしておいて、それを修正した際に離してしまいます

これでは確実な安定した的中を得ることはこんなんでしょう

そして、二、から考えていくと広義の意味では会において行わなくてはならないことが正しく行われていなければ早気ということもできましょう


さてこの早気の原因ですがはじめのうちは大きく二つのことが考えられます

一つは物理的要因、もう一つは心理的要因

前者は要するに、物理的、肉体的に無理な射であるがために、会を維持できないものです

これは射法や弓の強さを改めることで容易に修正が可能です

しかしこれがもとで更に本格的な早気になってしまいます

本格的な早気の原因は、一言で表してしまえば、反射が成立することと考えられます

有名なパブロフのレスポンデント条件付けやスキナーのオペラント条件付けのそれです

弓を始めたころは誰でも離そうとしたら、体のどこをどう動かして…、と考えてから体を動かしていたものが、反射が成立したことで、何らかの条件により体が反応し、離してしまうのではないでしょうか

そうすると、何秒数えてから離すといった練習を続けても、反射のもととなる条件刺激による体の反射(私はこれをスイッチと呼んでいますが)を絶たない限り再発する恐れもあり、根本的な解決にはならないでしょう

私は早気を治すためにはこのスイッチを破壊することが必要であると考えます


そのための最も簡単な手段の一つとして、いわゆるビクを起こすことではないでしょうか

早気の場合のビクは、言うなればスイッチを押したのに離さなかった状態といえましょう

つまり普段は何気なくスイッチのおかげで離せていたものが、スイッチが不発であったために離し方がわからなくなるときがあります
そこでしっかり会で行うべきこと、狙い、伸び、手の内を確認して、そこから離れを誘う伸合に移行していくようにすることで、スイッチを破壊すると同時に、会の意義を考えることが出来るのではないでしょうか

あと最後は個々人の意識の持ち方でしょうね

また長くなりましたが、なにかご意見や、他の練習法などありましたら教えて下さいますよう、よろしくお願い申し上げます

コメント(4)

〉さらねこさん
離れの原理とはどのようなことでしょうか?
〉さらねこさん
それは同意します

捻りの問題が深くなっていますが、仰るとおり、捻りおける前腕の張り、拳を起こすということがやはり重要ですね

私の言葉足らずのためですが、捻りを具体例にしたのはそれを言いたかったのです

前腕の張りを起こさずに字面だけとらえて手先で捻ろうとする人が周囲に多く、これをセリフと本質を取り違えた弊害の一例と言いたかったのです

話を掘り下げて頂きありがとうございます

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