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栃木県の廃線コミュの下野電気鉄道 

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下野電気鉄道?は、その前は下野軌道?と名乗っていた。
1915年(大正4年)に藤原軌道?として蒸気軌道の特許を受けることから出発。
同年10月30日に創立総会にて会社名を下野軌道?と改めました。
1921年(大正10年)6月6日 下野軌道が下野電気鉄道に改称。

1917年(大正6年)1月2日に大谷川北岸(大谷向今市)〜鬼怒川南岸(中岩)まで開通。
鉄道運輸事業は貨物輸送が主力で、開業当初の動力は蒸気機関車を利用し、
貨車と客車との混合編成で1日6往復していました。
1919年(大正8年)10月1日 大谷向今市〜新今市(現・JR今市駅前)間(1.4km)が開通。
1929年(昭和4年)7月7日 新今市〜大桑間に小倉町駅開業。東武日光線乗り換え駅。
1929年(昭和4年)10月22日 新今市〜大谷川右岸間を廃止。
東武鉄道下今市〜大谷川右岸間が開通。東武日光線と連絡開始。小倉町駅は廃止。

この歴史を見ても分かる通り、以前は藤原町から今市駅前までの路線でした。
東武日光線が布設されるに当たり、連絡駅を作って対応したのですが、
東武日光線が布設される前は、国鉄(現JR)今市駅へ連絡させ、
日光への交通の便を図っていたのですが、東武日光線が布設されると、
下今市駅(旧小倉駅)から直接日光へ行けようになってしまい、
下今市駅(旧小倉駅)から新今市駅までの部分が不必要となり、廃止になりました。


左画像:下今市駅(旧小倉駅)
下野電気鉄道は、この駅前広場を左奥から右手前に斜めに横切り線路が走っていました。
駅も下今市駅前にあったらしく、厳密に言えば現在の下今市駅とは別の駅。

中画像:在来線からの分岐点付近
現在は、東武鉄道の施設になっていますが、この施設から線路は伸び、
下今市駅まえへ出て、ゆるやかに右カーブを描いて、今市駅方面へ向かいます。

右画像:駐車場を出た付近
このまま真っ直ぐ線路は伸び、現在の漬物屋さんを突っ切る形でした。

コメント(9)

左画像:漬物屋を超えた付近
緩やかに右カーブをしており、軌道線跡の情緒をかもしだしています。

中画像:旧日光街道
杉並木を横切っていた下野電気鉄道。
今市の図書館にある資料の写真を見ると、杉並木の合間から伸びた下野電気鉄道は、
橋の様に渡された鉄道が、杉並木をオーバークロスしています。
残念ながら、軌道跡のようなものは全く見つかりません。

右画像:現日光街道
ここを横切って、今市駅へと向かいます。
左画像:例幣使街道
こちらも、今市の図書館にある資料に写真が掲載されております。
旧日光街道を横切ると同じ方法で、杉並木の合間から伸びた下野電気鉄道は、
橋の様に渡された鉄道が、杉並木をオーバークロス。

右画像:JR今市駅前
かなり区画整理され、広くなり、キレイになった今市駅前。
もう十数年前の面影すらありません。
おそらく、今市駅前の左手奥に新今市駅があったと思われます。
追加探索

下今市駅から大桑駅までの追加探索です。

左画像:下野軌道路線図
今市地区にある図書館にある書籍「杉並木物語」内で紹介されています。
見ると、下今市駅から大谷向駅までは現在と同ルートですが、
大谷向駅から大桑駅までのルートが違う事が分かります。

中画像:在来線からの分岐点付近
この向こう側に新高徳方面の路線がありますが、その路線がそのまま、
こちらへ延びていたと思われます。

右画像:分岐する路線
左が日光方面、右カーブしてくのが新高徳方面です。
この辺りは複線化していますが、下野軌道はカーブしてきた路線が、
斜め右へそのまま抜けて、下今市駅前を通り、新今市方面へ走っていったようです。
この先、大谷向駅までは大谷川を越えるので、建設コスト削減のため、
下野軌道のルートをそのまま使用したのだと思います。
左画像:大谷向駅
現在の駅前を通過し、杉並木へと向かっていったようです。

中画像:大桑駅側から大谷向駅ホームを望む
左からカーブしてホームへ路線が続いているのが分かると思います。
下野軌道は、カーブせずに右のホームを突っ切り、杉並木へと路線は延びていたようです。

右画像:駅前を過ぎた先の杉並木へ
左画像:会津西街道の杉並木のカーブ
こういう場所を鉄道が走る。素晴らしい情景だったと思われます。

中画像:現在の会津西街道バイパスとの交差点
真っ直ぐ旧会津西街道を走ります。

右画像:信号の先
旧会津西街道
左画像:会津西街道倉ヶ崎付近
杉並木物語にも、この辺を走る汽車の写真が掲載されています。
この先、杉並木と別れをつげ、右の路線へと向かっていきます。

中画像:杉並木から右へ行く地点
おそらくこの辺から右へズレ、大桑駅へ向かって路線は走っていたようです。

右画像:切り通し
大谷向駅方面を見ていますが、見事なほど切り通しになっている杉並木。
この間だけ伐採している理由が見つからなく、おそらくここを通っていたのかもしれません。
左画像:切り通しの先
先ほどの位置から、今度は大桑駅方面を見ています。
この先、住宅地になっており、路線跡は分かりませんでした。

中画像:大桑駅
この大桑駅、新高徳方面ホームが右カーブしております。
また、下今市方面ホームからのレールが左カーブして合流しています。
そこから考えても「元々はもっと真っ直ぐなルートだったんじゃないか?」そう思えます。

右画像:大谷向方面を望む
大桑駅の袴橋上から見ています。左からカーブしてきているのが分かると思います。
路線図を見ると、下野軌道はもっと右から路線が通っていたのだと思います。
おそらく竹林になっている付近くらいの方面から。

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