ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

栃木県の廃線コミュの塩原軌道

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
当時としては珍しい、観光用鉄道でした。
大正天皇も塩原にある御用邸に行く際に、ご利用になったとか。
塩原軌道は、西那須野駅〜塩原口駅間14.6kmを結んでいました。
1912年(明治45年)7月11日、西那須野〜関谷間が開通しました。
開業当初は蒸気機関車による運転でしたが、
最初イギリス製が坂道で力が出ず、後にドイツ製に変わりました。
1921年(大正10年)、塩那電気からの電力供給により電化しました。
1922年(大正11年)4月9日、塩原口まで延伸した。
昭和2年の金融恐慌や世界恐慌により利用者は激減し、
更に1926年(大正15年)に営業開始した乗合自動車の普及もあり、
経営は悪化し、1932年(昭和7年)に休止、
1936年(昭和11年)1月14日に廃止されました。


左画像:西那須野駅西に位置する駐車場の端にある標柱
こじんまりとしてて、看板も横にあるので見逃しがちです。
ここに塩原軌道の車庫があり、ここから西那須野駅へ出て、


中画像:標柱のアップ「塩原電車(塩原軌道)車庫跡」
この標柱があっても、他に何も残ってないので、実感が無いですね。

右画像:標柱から西那須野駅を望む

コメント(7)

左画像:西那須野駅前
右奥から塩原軌道車庫から出発し、西那須野駅前でお客を乗せ、
ここで90度曲がり、塩原へ向け走って行きました。

中画像:西那須野駅から見た路線跡
右端の白い柵の所で、左画像を撮影しました。
この正面の道をずっと塩原へ向けて走って行く訳です。

右画像:三島駅があった地点
国道4号線との交差点になります。
左画像:三島神社本堂
この三島神社付近に神社前駅がありました。

中画像:三島神社本堂前の石燈籠
実は、この常夜燈に「塩原軌道株式会社」と記されています。

右画像:常夜燈にある「塩原軌道株式会社」
営業開始翌日の1912年(明治45年)7月12日に奉告祭が行われ、
常夜燈2基が献納されました。安全祈願のようなものでしょうか。
左画像:稲荷山駅があった地点
左奥に神社の鳥居があるので、この辺だと思われます。

中画像:御嶽山道駅があった地点
左に見える狩野郵便局がある辺りにありました。

右画像:千本松駅があった地点
千本松牧場のレストハウス正面付近にありました。
実は、ここを走った先の西那須野地区と塩原地区の境界辺りに
「金沢道駅」があったのですが、合併し那須塩原市になり、
どこが境界だったのか、よく調べないと分からなくなりました。
左画像:関谷駅があった地点
JAの支店がある場所なので、分かりやすいですね。

中画像:新塩原駅があった地点
現在は入勝橋バス停のあります。

右画像:塩原口駅があった地点
がま石園地駐車場です。
この駐車場の奥に塩原軌道駅舎跡の説明看板もあります。
画像:塩原軌道駅舎跡の説明看板

関谷から新塩原までの路線跡があるそうですが、
これまでにアップした東武鉄道矢板線や那須岳硫黄鉱山軌道、
那須電気鉄道のように、はっきりした遺構はほとんどありません。

ただ、那須塩原市にある「大鷹の湯」には、
独自に軌道を敷設し、社員と協力し手作りで旧塩原電車を復元。
京都市電や高知県の土佐電鉄明治維新号を参考にした1/2スケールです。
ちゃんと温泉利用客を乗せて運行もしてくれるようです。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

栃木県の廃線 更新情報

栃木県の廃線のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング