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キリスト教(聖書)への素朴な疑問コミュのホイッグ史観とバーク

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進歩主義

ホイッグ史観
とも言われ

イギリスの
プロテスタントの
持っていた史観
ですよね

彼らが
作った政党が
ホイッグ党

しかし
保守主義の祖と
言われる
バークは
ホイッグ党でした

これは
どうして?

保守主義の
特長の一つは
アンチ進歩主義
だったと思います

もちろん
バークは
フランス革命のような
進歩には
大反対してたのは
著書から明らかですが



バークとホイッグ党の
関係はどうなっとんの?


プロテスタント

進歩主義

プロテスタント

ホイッグ史観

バークって
プロテスタント?
(当時のイギリスで
言えば“ピューリタン”)

この
あたり
お詳しい方
ぜひ御指導御鞭撻
下されませ


コメント(38)

バークは、旧ホイッグ主義というヤツで、
社会契約説を信奉する新ホイッグ主義を非難してます。

端的に言えば、自由は歴史的に世襲された英人の権利であって、
自然権ではない、と考えたわけね。

バークは、人間性も歴史も考慮せずに、政治を「幾何学の証明」のように、フランス革命の指導者たちが扱ってるとして非難した。

ロマン主義が入ってましてね、バークは、「連続性」「古来の先入観」「長年の慣行」という用語を好みました。
「フランス革命の省察」においてバークが言うには、

「われわれは、自分たちが何ら新しい発見をしなかった事を知っている。
われわれはまた、倫理の領域でも新しい発見をする余地がないと考えているし、
政治の立派な諸原則についても、自由の考えについても、多くの発見をする事はあり得ないだろうと考えている。

自由の考えも、われわれが生まれるはるか前に、すでに理解されていたのである」

早い話、「自由なイギリス」大好き人間で、
殊更それ以上を求めなかった人なわけね。
「自由なイギリス」が好きだから、トーリー党やカトリックには反対するが、
ギロチンによる粛清や理性崇拝したいわけではない、つー人。
戦後直後の美濃部達吉や津田左右吉みたいなスタンスだと考えれば分かりやすいと思う。

両者とも、戦前の大日本帝国では左派だが、
戦後の改造には批判的だった。
明治憲法の民本主義的運営で満足出来た人たちなわけね。

バークの代表論も、言論の自由が前提なわけ。
しかし、結果的に、選挙区の一票格差を弁護してる。

まあ、半端な自由主義みたいな感じですな。
日本人は自由が嫌いだから、
日本人保守なんか、バーク以下の超保守主義。

この辺、コモンローを培っていた民族と、
「空気」頼りの民族の差が出てますな。

そもそも日本の前近代農民など、
江戸幕府の禁制とか布告を破りまくってるんですな。
近世から近代ヨーロッパで、近代論争とゆーのがありました。

ローマカトリック教会による科学の停滞から解放された時、
古代ギリシャの哲学、科学、論理に瞠目したわけですな。

実際は、ローマカトリック教会はアリストテレスシンパだっただけですが、
それはさておき、
その古代人と、論争が起きた時点での「現代人」の、
どちらが優れいるか、で議論があった。

そういう文脈があったなかで、
マグナカルタ以降構築してきた英人の、先人たちによる自由に対して、
理性一つで、歴史を切り離して上手くやれるのか、つー疑義がバークにはあったわけです。
>>[2]

「革命」ハンナ・アーレント
まずまずの要約

https://www.philosophyguides.org/decoding/decoding-of-arendt-on-revolution/
フランス革命が失敗した理由=解放にとどまり自由の創設に結びつかなかったため
アメリカ革命が成功した理由=解放を超えて、権力の構成に基づく自由の創設へと向かったため

フランスに於ける革命からアメリカにおける自由の創設に貢献している。
>>[6]

現代思想家の一人が言うように、
フランス革命は、フランス・ファシズム原点です。

ただし。

僕はバークの支持者ではないです。
日本人の偏見など、理性よりはるかに信用なりません。
環大西洋革命が成功だ、失敗だと論ずる対象が、
白人限定であるとしても、
フランス革命政府は、ボナパルト以前に農民虐殺をしてるので、
まさに全体主義の走りです。

日本の歴史家は、二段階革命論への信奉からフランス革命をやたら研究してましたが、
ソビエトの崩壊で、ようやくフランス革命は歴史になりました。

フランスもロシアも、革命がなければもっと経済的に隆盛していただろう、とかいう分析があるのは皮肉ですな。
>>[005]

御答え
有難う御座います


バークの書いている
ものは
いかにも保守主義的
だと私も感じます

バークの
「フランス革命の省察」

ついて
当時
トーリー派からは
批判が
あったのでしょうか?


>>[9]

聞かないが、1830年に、トーリー党は、保守党に名前を変えてます。

保守(コンサーバティブ)とは、彼らによると、「秩序ある変革の守護者」で、
多分バークの主張に拍手喝采だったんじゃないでしょうか。

日本保守は、変革すら抑えこもうとするので、
超保守主義ないし伝統主義の名称が相応しいですが。
日本で保守主義の名前に相応しかったのは、
原敬健在時までの政友会ぐらいですな。

大分県姫島みたいなのは、まさに江戸時代レベルですな。
昔の日本の農村の姿が分かりますなあ。
>>[010]


返答
有難う
御座います


トーリー党

ホイッグ党

バークの
「フランス革命の省察」

絶賛し

ともに
フランス革命

アカンでぇ


なったのなら
よく分かります



>>[13]

そもそもねえ、フランス革命が高く評価されたり、
ナポレオンが英雄視されたのは、ナポレオンが死んでから後なんですよ。
つまらないコメントかも知れませんが、スコットランド語で「謀反人」のホィッグ党とアイルランド語で「ならず者」のトーリー党がキリスト教、少なくてもビユーリタンと関係するというのは意外ですが。
まあ、本来はピユーリタンは革命を起こし、国王を処刑という訳ですけど。反乱という意味ではイエスを継承しているともいえ、キリスト教の話題ですが。
>>[016]


コメント
有難う御座います

トーリー党は
カソリックで
後の保守党

ホイッグ党は
プロテスタントで
後の自由党

になります
宗教的な立場の
違いが
政治的立場に

直結してます

この辺りは
日本では
余り取り上げません

政党
思想の立場に
宗教的な立場が
影響を与えるのは

当たり前の
ことだと思います


>>[001]


コメント
有難う御座います

“新ホイッグ主義”

の過激チームが
メリーフラワー号で
アメリカに
渡るのですか?


ピルグリム・ファーザーズは、17世紀、聖公会への改宗を求める英王から逃れたカルヴァン主義者たちです。
>>[020]

コメント
有難う御座います

そうなんですね


>>[005]

“実際は、ローマカトリック教会はアリストテレスシンパだった”

と言うことは

やはり
ホイッグ史観

アンチアリストテレス
ですから

プロテスタント

強く持っていた
考え方なわけですね



>>[22]

う〜ん、実はプロテスタントは、プロテスタント・スコラ主義と言って、アリストテレス主義に戻っていったんですよ。

17世紀から18世紀より後は、神学内容はもう論争の種ではなくて、
伝統的な、ケリュグマ通りの有神論か、
自然秩序の設計者としての神を想定する理神論に分かれていきました。

プロテスタント啓蒙主義者が信奉したのは後者の方なんですよ。

名誉革命の時代までは、前者の立場に立つ触手儀礼(国王が触ると患者の病が治るという儀礼)が生きていて、
オランダ出身の国王などは、バカバカしいからやめようとしたけれども、
重臣たちが伝統なんだからと反対して、続けたりしてます。
>>[023]

コメント
有難う御座います


“伝統的な、ケリュグマ通りの有神論か、
自然秩序の設計者としての神を想定する理神論に分かれていきました。”


伝統的な、ケリュグマ通りの有神論

をもう少し
詳しく教えて下さい


自然秩序の設計者としての神を想定する理神論

比較的
理解しやすいです


ケリュグマ通りの有神論
とは
どんな神様
なのでしょうか?

宜しく御願いします


>>[24]

そりゃ、使徒信条そのままで、奇跡を起こし、全的堕落した人類を、自らによる贖罪で救う、三位一体の神。

理神論者は、この三位一体を嫌った。
名誉革命で英に帰国したロックは、「キリスト教の合理性」という本を書いて、
ジョン・トーランドの「神秘的ならざるキリスト教」と並んで、理神論の柱になりました。
このロックが、啓蒙思想を展開する。

フリーメーソンは基本的には、穏健な理神論で、トーランドからも距離を置くが、
アメリカ独立戦争の契機になったボストン茶会事件には、フリーメーソンのセント・アンドルーズ・ロッジが関わってます。

かなベンジャミン・フランクリンも理神論者で、フリーメーソンですな。
ワシントンもそうで、1793年のアメリカ連邦議会議事堂の礎石が置かれ、建設開始の儀式が始まるとき、ワシントンはわざわざフリーメーソンの正装をして参加してます。
まあ、そもそもアメリカに送られた自由の女神像の設計者は、
フレデリック・オーガスト・バルトディで、彼も1885年にフリーメーソンに加入してます。

自由の女神像は、正式には、
「世界を照らす自由の女神」と言いますが、
「照らす」の原語は「啓蒙する」などの意味を含んでいて、
啓蒙思想が念頭にあるわけですな。

女神像の定礎式は、ニューヨークのグランド・マスターてまありウィリアム・ブロディが主催して、
まあ、グランド・ロッジの会員が参加してます。
基本的に、英の労働組合も、フリーメーソンの「クラブ」がルーツなんですな。

マルクス主義歴史家のホブズボームは、労働組合の加入儀礼と、フリーメーソンの算入儀礼との関係について述べているが、
よーは、ケリュグマ・伝統的な宗教の教会の代替宗教として志向されたんですな。

もちろん、今は片鱗もないが、アナーキストのバクーニンなんかは、こういう事を踏まえた意味で、「笑うべき存在に成り下がってる」フリーメーソンを、
「ブルジョアのインターナショナルであった」と述べてますな。
まあ、だから、どこかの人が、自由の女神像を、多神教の匂いがすると言うのは、
エジプトブームによるエジプト儀礼を取り入れたりしたフリーメーソン的には正しいし、
アメリカ建国が、ロックの啓蒙思想によってなされたピューリタニズムの国である、とゆーのも正しい。

大体、アメリカにおけるボーイ・スカウト運動の指導者ダニエル・ビアードや、
フランクリン・ルーズベルトとハリー・トルーマン、
果てはダグラス・マッカーサーもフリーメーソン加入者なのだし、
日本国憲法も、ロックの啓蒙思想、ベンジャミン・フランクリンの独立宣言を経た、
フリーメーソンの産物だとゆー事で、メデタシメデタシw
まあ、とにかく、三位一体という非合理的(?)な神の概念と、
奇跡、奇跡、奇跡。
病が癒える、死人が蘇る、ほか。
あるいは、黄色人種などが高い文明を築いているのに、アダムを祖先とする全的堕落論を信奉すること
…などと現実との齟齬。

よーするに世界の知見が、旧来の正統主義キリスト教を否定していったわけですな。
近代心霊主義の発生も、まあ、これが原因。
>>[025]

コメント
有難う御座います

理神論者は
三位一体にアンチと
言うことですが

そうなると
理神論者にとって
イエスは
人間であり
預言者である
と言うことですか?


>>[31]

そうなります。
高度な倫理を説く、歴史的人物としての教師イエス、となります。
>>[032]


コメント
有難う御座います


理神論は
プロテスタント
カソリック
どちらに
支持されたのですか?

今までの
文脈だと
プロテスタント
のほうみたいですが

どちらでしょうか?


>>[33]

カトリックはフリーメーソンも理神論も啓蒙思想も嫌いました。
まあ、そんな感じ。
手元に、ジョン・トーランドの「秘儀なきキリスト教」(法政大学出版局)がありますが、
彼は明確に、「初期の聖職者たちが秘儀を復活させた動機は、彼ら自身の利益にあったので、彼らはその助けを借りてたちまち自分たちを独立した政治的団体へと組織化していった」とし、
司教団を、「こういう連中」とし、「人類に対する他のいくつもの横領行為に道を開いたのである」(128p)と書いてます。

まあ、さすがにカトリック教会も、ここまで書かれたら寛大ではいられないでしょうなあ。
>>[035]


コメント
有難う御座います


ジョン・トーランドの
「秘儀なきキリスト教」(法政大学出版局)

プロテスタントである
著者の言い分を

日本風に訳すと

“カトリック教会は
既得権益談合団体だ!”

批難しているわけ
ですね


>>[037]

コメント
有難う御座います

また
宜しく御願いします


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