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超B級グルメ紀行(日本編)コミュの横浜中華街 「謝甜記(シャテンキ)貮号店」

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私は横浜の中華街を散歩することが好きだ。
これほどまでに簡単に異国情緒を感じさせる場所はそうはない。
東急みなと未来線「元町中華街駅」から3分で外国なのだ。
三重県の志摩スペイン村でスペインを感じるより、長崎のハウステンボスでオランダを感じるより、サンリオ・ピューロランドでキティーちゃんの街を歩くより間違いなく異国情緒を感じるのだ。

しかし、美味しい中華を食べたい時は、中華街では無く山下町にある「李園」に行くのだ。
それが、美味しいお粥が食べたくなると話しが違い、中華街に行くしかないという矛盾がある。
中華街で昭和26年創業のお粥専門店「謝甜記(シャテンキ)」に通って30年になるだろうか。
ロケバスの仕事で、横浜で雑誌の撮影が終了して昼飯になり、向かった先が謝甜記だったのだ。

24席の小さな食堂のような中華料理屋なのだった。
中華街大通りにある謝甜記は、1951年創業で先代の謝甜(シャテン)の味を守っている。
謝家代々受け継がれている鮮蝦焼売(えびしうまい)や油条(中国あげパン)は毎日手作りだ。
タダのお粥と侮ってはいけない、中国から伝わる長い歴史があるのだ。

始めは「お粥かよぉ〜」と心では思って日本風のお粥を想像していたが、謝甜記で始めて食べたお粥に衝撃を受けた事は今でも良く覚えているし、それからハマってしまったのであった。
謝甜記のお粥のベースは、生の米から乾燥カキ・乾燥貝柱・鳥丸一羽のまま入れ約4時間煮込み、 塩は「セルマラン・ド・ゲランド」と言うフランス原産の岩塩を使用している。

パクチー(中国香草)とヤムチャッカイ(中華揚げパン)がお粥に必ず載っており、自家製でいずれの中華粥とも味がなじみ大変美味しいです。
本店はご主人の謝成發氏、弐号店は奥様の謝弘子さんが経営。
個人的には弐号店の元気溢れる、キレイな奥さんの人柄の方が繁盛している様に思います。

お粥の種類は15種類しかないかと思われるが、これを全て食べてから評価して欲しい。
味のベースは同じだが、どれとして同じ味、香り、まろやかさが異なり全ての味が完璧で、尚且つ濃厚でそれぞれの味が、十二分にお粥の中に引き出されているのだ。
今回、私が注文したのは「モツかゆ683円」を注文した。

これに私は「魚片(刺し身)」と「ピータン」をトッピングした。
モツかゆ」が出来上がったら、まずは一口食べてみましょう!
モツの食感と香りがベースで、ほんのりと貝柱とカキの香りが後から追いかけてきますね。
次に「魚片」を加え一口食べると、淡白な白身魚の食感が加わり、口の中は味のオンパレード!

これにピータンを加えれば、何も言う事はありませんね!
ピータンの独特な香りと食感は、また別な味を楽しむには最高です。
この店はお粥以外にも美味しい一品があり、個人的には「梅肉鳥唐揚げ」が素晴らしいです!
この店に訪れる場合は、土日祝日を避けるべきで、長蛇の列で時間帯によっては相当覚悟が必要だ。

ライバルは重慶飯店でも華正楼の高級他店を尻目に、今日も客単価中華街一安値を貫く!
それで有名店になってしまったから御粥ばかりが売れる訳だが、単価が安い上に熱いからなかなか食えずに回転も悪いのだ。
しかし、店主の美味しく安く提供したいと言う、先祖代々の気持ちが店の繁盛に繋がっている。

☆謝甜記(シャテンキ)貮号店
住所:神奈川県横浜市中区山下町189-9 上海路辰ビル 1F
電話:045-664-4305
営業:8:30〜20:30
定休:火曜
http://www.shatenki-nigouten.co.jp/
総合評価★★★★★ (☆は0,5★が5つで最高評価です)

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