■ロシア最後の皇帝、ニコライ2世の名誉回復…露最高裁
(読売新聞 - 10月02日 12:44)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=624821&media_id=20
私が生まれて初めてラスプーチンを知ったのは、テレビで放映されていた映画「白夜の陰獣」であった。
ドラキュラ役で有名なクリストファー・リーがラスプーチンを演じていたのを観て、小学一年生になったばかりの私はギラギラした眼光を持つ悪魔のような人物という印象を植え付けられてしまった。
しかし。
六年生になるまでに、何かの本でラスプーチン本人の写真とカリカチュアを見て・・・
直感的に、実は「あまりにも人間臭い人物」だったのではないかと感じた。
そう思ったのは、多分、その頃に読み終えていたエミリー・ブロンテの「嵐が丘」のヒースクリフの余韻が残っていたからだろう。
ヒースクリフもまた悪人でありながら、その実は・・・
そして、高校生の頃、映画「ロマノフ王朝の最期」をビデオで観て、ほんとうに圧倒された。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=25822
この作品で描かれるラスプーチンは、ものすごく生々しい人間の匂いがした。
信じられないような力を発揮し、不死身ぶりを見せつけても、なお、人間らしく見えたのはなぜか。
それは自分自身の存在そのものに、「生」そのものに、震え続けていたせいだ。
本人も震えるほどのエネルギッシュな生命力に、一体誰が抗うことが出来るだろう。
それが皇帝であっても・・・
当時の瀕死寸前のロシアにおいて、ラスプーチンは奇蹟そのものと言っていいほどの生命力に満ちあふれた男だったのだ。
ただそれだけの話で、長ったらしい尾ひれとしてついてまわる、眉唾物のエピソードの数々は、かえって信じる者の人間性を貶めるだろう。
「炎628」でも知られるエレム・クリモフ監督の本作品は、皇帝より先に、1981年にすでにラスプーチンの名誉について語った意欲作であり、問題作である。
ラスト、ラスプーチンの遺体が魔術師、妖術師が葬られるように、横向きに埋められるシーンは、心のどこかにザックリとくるものがある。
必見。
資料/ラスプーチンについてのウィキ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%B3
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