任天堂栄えて本屋潰れる 旭屋書店閉店の衝撃度
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ネットでは不可能の「出会い」ってやつが本屋にはあるんですよ。
ネットだと、目的の本だけで、他のものには目が行かないでしょ?
そういうことです。
アレを買おうと本屋に寄る。
目を本棚に移して、流していくと、目的に行き着くまでに、心に引っかかるタイトル、著者名、装丁が次々と飛び込んでくる。
お金にゆとりがあれば、目的以外のものも買う。
なければ、次に来る時まで悶々とはやる心をもてあます。笑。
こういう「出会い」がないんですよ、ネットはもちろん、ブックオフでもね。
ブックオフはですねぇ、所詮古本屋でしょう。
あるものは高が知れてるんですよ。
例え、販売して間もない新刊であろうとも、あの、なかなか剥がれない値札シールを貼られたそれは、もはや処女の清らかさがない。
本屋にある、未知の新刊は、出会いも清らかさもある。
それを得られるのなら、値段なんて問題じゃないのです。
私の犬神図書館を見た方ならお分かりと思いますが、「意外にも」、古本屋で買ったものは全体のわずか30パーセントくらいです。
後はリアルタイムで買ったもの。
現在高値がついている石原豪人のイラストつきの子供向け怪奇ものも、原価の三百いくらで買ったものです。
そういうことです。
私はオスカー・ワイルドが言うまでもなく、本との出会いは運命だと思っております。
その運命を、安く、合理的に得ようとしては、それだけのものしか得られないと知るべきです。
あの、一生懸命になって足を棒にして、あちこちの本屋を探し回って、目的の新刊を買えた時の、達成感と喜び・・・
そして、それを読み終えた時の至上の満足感・・・
それらから遠ざかる時、人々の知も薄っぺらになってしまうのは当たり前のことで、昔の人の方が今の私たちより健脚であったように、私たちも今の脳味噌の軽さを激しく自省すべきでしょうね。
遅すぎるのかもしれませんが・・・
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