映画監督の市川崑さんが死去
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=406571&media_id=2
市川崑監督の映画は、私の世代ですと、金田一耕助シリーズなのですが、私の場合、初めて観たのがテレビ番組の「木枯らし紋次郎」で、映画作品だと「股旅」なんですよね。
「木枯らし紋次郎」は、もうね、長いつまようじがカッコよくて、竹串をくわえながら「あっしにはかかわりのねえことでござんす」とか「ごめんなすって」とかビシッと決めるのをよく真似してました。
我ながらませた幼児だと思いますけれど、笑、「股旅」をオヤジの友達(後で知ったことですけどヤクザの親分さんでした)に連れられて浅草の映画館で観た時の衝撃は今でも鮮やかに蘇ります。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=144316
木枯らし紋次郎と違って、ほんとうにカッコ悪かったんですよ。
見苦しくて情けなかった。
でも。
オヤジの友達は「あれがほんとうの人間ってやつなんだ」と感慨深げでした。
子供に「股旅」の奥深さを理解しろというのはハッキリ言って無理ですが、心のどこかに深く突き刺さったんですよね。
それが大人になってだんだん痛みが分かってきて、「股旅」の凄さを思い知ったわけです。
市川崑監督で何が一番好きかって言われたら。
私は真っ先に「股旅」と答えますね。
確か、監督も思い入れが強い作品だとおっしゃっていました。
そのために、資金繰りの手段として「木枯らし紋次郎」を手がけたともおっしゃっておりました。
追悼の意を込めて、今夜は「股旅」を観ます。
南無阿弥陀仏、合掌。
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