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2007年09月25日23:12

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父の影を追い払う。

父殺害「ギロチンにしようと」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=302531&media_id=2

>野田正彰・関西学院大学教授(精神病理学)は、「父に対する憎しみが高まっていったのが基本にあり、ゴスロリのイメージが殺害の形態を修飾した。だが(凶器におのを選んだのは)弱い者が強い者に対抗するには包丁や首を絞めるのではだめで、決定的なものでないといけないという合理的判断だ」と分析する。

野田センセイの、ゴスロリのイメージが殺害の形態を修飾したというご意見には、センセイご本人のゴスロリへの知識の浅さが読み取れるので賛同しかねますが、弱い者が強い者に対抗するには決定的なものでないといけないという合理的判断というのには賛同いたします。
まず。
ゴスロリへの嗜好は、事件とは全く関係のないところにあることは確かです。
なぜならば。
女の子の純然たる「趣味」そのもので、その大人から見たら奇異に映るイメージは、いわば、「お人形遊び」と何ら変わりない分野で、実に健全なライフスタイルだからです。
逆に言ってしまえば。
ギロチンはじゃあ、どこからきたんだっていう反論には、ベルばら世代でも容易に想像のつくイメージだと答えるでしょう。
これまた、極論かもしれませんが、実に「(全ての)女の子らしい」発想だと申し上げたい。
この事件の奥底にあるのは、女の子本人が語っている通り、「父」そのものにあると確信します。
たいてい、年頃の女の子にとって。
父親というものは、どうかすると、「存在しなかったことにしたい存在」ですからね。
こんな父親はイヤだっていう。
それは、自慢出来る父親を持てる確率が悲しいくらいに低すぎるということ以上に、もっと根深いものなんです。
母親を見て自分の将来を想像出来てしまうこと以上に、父親の「影」に、異性への突き抜けた恐れを感じてしまう。
自分の父親だけに、どうしようもないくらいに恐れを感じるという心理。
このへんを形容した横文字言葉を持ち出すまでもなく、今回の事件は。
父の交友関係、女性関係という現実を目の当たりにしたことが引き金となって、父の娘であるという事実から、自分自身を守るために強硬手段に出た・・・と考えますね。

それにしても。
女の子なら誰でも一度は妄想するという「父親殺し」を実際にやってのけるなんて、先日の中学校放火(夏休みが延びることを願っての犯行だったそうです)といい、やっぱり叫び方を知らないというのは致命的ですね。
普通は自分自身で覚えていくものですが、この調子じゃあ、学校の正規の授業に、組み込んだ方がいいんじゃないでしょうか。
いかに、うまく苛立ちを叫ぶか。
それは、想像力の上手な使い方でもありますよね。
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