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2007年09月18日15:54

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9月14日 水谷修先生講演概要 その4

あらゆる悪から逃れる4つの方法
例えば、先輩から「クスリやらないか?」と言われた場合。
1、話題を変える。もしものために話題を30個あらかじめ作る
2、壊れたレコード大作戦。同じことを繰り返す。
3、3D作戦「だって・・、でも・・・、どうして・・」
  これを10分繰り返す。
もし、この3つでも、先輩に迫られたら
4、逃げる。明るく、人が多い方に。
 もっと、安全な方法。真面目に生きる。真面目に生きて、
悪の話にも興味を全く示さなかったら、悪の方から
諦めて去っていく。
 水谷は万一のために白い下着を身に着けている。何故なら
もし暴漢に刃物で襲われても、どこをやられたかすぐに
わかり応急手当がしやすくなるから。
 水谷は、暴力団と相対する際は、いつも暴力団の
正面玄関から堂々と入っていく。彼らは、堂々と正面玄関から入ってきた
人間には手を出さない。
 夜回りをしていると、
若い援助交際をしている女性が、大人の男とモーテルに入る光景に
よく出くわす。水谷は、呼び止めて、離れさす。
 7年前、アイという女の子が、60くらいの男とモーテルに入っていく
光景に出くわし、離れさせた。彼女は45人もの大人の男に
強姦されレイプされ、エイズを発症していた。アイは、大人の男達に
復讐するため、わざと彼らと寝て、エイズを移してやろうとしていた。
長距離バスにのり、全国各地を飛び回り、約1000名もの大人の男達と
寝て、エイズを移そうとしていた。
 今、エイズは、薬の技術も進み、早期発見すれば、強烈な薬の副作用が
あるが、助かる病気になっている。だが、当時はまだ技術があまり
進んでいなくて、かつ、アイの症状は、もう手がつけられないくらいに
進んでいた。病院に入院し、みるみるうちに、痩せ細り、50キロあった
体重が、あっという間に20キロになった。ガイコツ状態、体中には
黒い斑点がいたるところに出ていた。水谷は、そんなアイの姿を
見れなくなって、しばらく病院から足が遠のいたが、病院の先生から
「あなたの力がいる」と言われ、アイが入院している集中治療室に
入った。ガイコツ状態のアイが必死になって水谷に語りかけてきた。
「先生、私の事をすべての講演で話して。特に後輩たちに。
夜の世界は、一見綺麗で華やかだけど、実は、そこは傷ついた者同士が
全然助け合わずに、更に傷つけあい、足を引っ張り合い、お互いを
潰し合っている。夜の世界に来ちゃ駄目だと。一人でも多くの後輩が、
夜の世界から昼の世界に戻れたら、私、神様に褒めてもらえるよね」
 アイは最期、「お父さんありがとう、お母さんありがとう、
お姉ちゃんありがとう、水谷先生、ありがとう」と言い残したが、
苦しんでいる彼女の目を見ると「先生、私、もっと生きたい」と訴え
かけているように思えた。
 10月15日未明、アイは亡くなった。
 
 子供たち、君たちは、宇宙に一つしかない花の種だ。
 でも、君たちは人生経験があまりない。一人の大人に裏切られた
だけで「大人なんて」、一人の先生に裏切られただけで
「先生なんて」と絶望してしまう。だが、絶望しないでほしい。
一人の大人に裏切られても、10人20人の大人に助けを
求めてほしい。きっと君の力になってくれる大人は現れる。
一人の先生に裏切られたとしても、他のたくさんの先生に
助けを求めてほしい。きっと君の声を聞いてくれる。
 メールや携帯の中の大人・先生ではなく、生身の
大人・先生に相談してほしい。子供にとって携帯電話や
ネットは危険だ。3歳児に拳銃を持たせるようなもの。
見えない相手からは救いは来ません。

(続く)
あと1回か2回で終わりそうです。
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