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2007年07月11日10:57

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街角

ぼくらはいつも雨の中で佇んでいる
だけど彼女だけはその中でも笑顔で居る

僕にだけ見せてくれるその笑顔
ずぶ濡れのぼくに君は問いかける

そこに掛かっているものは何?と
そう、僕の心に掛かっているものは

寂しさ、ぬくもりへの欲望

何かが雨にぬれて僕の心に掛かっているせいで
ぼくの心はこんなにも重いんだ

それは君に対する想いなのかもしれない

君がだれなのかしらない
顔さえこの暗闇、妖しい暗闇に隠れて見えないのに

だけど君の声は僕の心を穏やかなものにしてくれる
君が誰かは知らないけれど

僕はなぜか信じられる
そして君にずっと僕の傍にいて欲しいと願える

靴は泥と雨でボロボロなのに
僕は何故か君に向かって一歩
あゆみを進めようと試みている

これは誘惑?
なにかに取り憑かれているのかな?

いいと感じる
心の底で
そこに落ちて行っても構わないと

僕の脳が頭が前傾していく

その思考が頭をもたげた瞬間
全ては闇に閉ざされて
膝を抱えて

ぼくはひとり

此処にひとり

だれの声もしなくなって


どこかで何か聞こえたかな
気のせいかな

お腹が空いてきた
何故だろう横たわる事も許されないような

なにか自分自身が爆弾になったようだ
だれも触れないで
だれも声をかけないで
風も音も
なにが作用するかわからないから

僕をひとりにして
そうでないと爆発してしまいそうだから

僕はまだ僕でイタイカラ。。。

お願い 一人にして

僕はきっとわかっていないのだろう
僕がなにものなのか
そしてむやみにおそれているのか
この肉体に
この心に

どこからともなく
自然になにかの波紋につつまれて
生きている事を確認したい

害のない感覚
心にダイレクトにくる感覚

透る




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