先日、NHKの番組で
ZARD坂井泉水さんの特集をやっていた。
見ていて、
ファンの年齢層が幅広いことにあらためて驚く
自分よりずっと上の方から、中高生まで。。。
やっぱり、
歌詞のわかりやすさ&明るさのためであろう
どの曲も、小学生でもわかるフレーズで創られ、
「永遠」「運命」のような、
貴金属元素みたいな単語も数多く登場する
それからZARDの曲というのは、
世界的名画と似たところがある、かもしれない
ことに気づいた。
名画の中には、
「小さな赤い点が加わっただけで、その絵は死んでしまう」
といわれるようなものがある。
ZARDの曲も、「てにをは」などが変わっただけで
一気に色あせてしまうものが多い気がする。
そして、親しみやすく明るいトーンの表現は、
一歩間違うと、陳腐になるという脅威とも隣り合わせで
まさに綱渡りでもある
![台風](https://img.mixi.net/img/emoji/6.gif)
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昔、
「なぜ同じ内容の"教訓"でも、教師の言葉はうんざりして、
シンガーソングライターの言葉はしびれるのだろうか」
と、疑問に感じたことがあった(笑)
それは、使う言葉のわずかな違いだ、という結論にいたった。
似ている中に存在する本当にわずかな差異……。
エタノールは食用なのに、
メタノールを口にすると失明するがごとく。
普段の生活でも、うっかりすると
相手の心を一瞬にして閉ざしてしまう、
プルトニウムのような言葉を
使ってしまいがちなのかもしれない
話が飛んだが、
やはりZARDの歌詞はすばらしいと気づかされた。
ちょうど身近な酸素や窒素に、
貴金属元素を織り交ぜるようにして
ユニークな世界が創られているのだろう
![桜](https://img.mixi.net/img/emoji/88.gif)
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