フェチバトン。

前にもやったような気がしますけれど、メイド候補のるいじ様からご指名とあらば、あらためてじっくり語りたいと思います。
あらかじめ。
私のフェチは実に多彩に渡るので、ここでは、今はコレっていう気分という風にお読み下さいませ。

フェチバトン

Q1 あなたは何フェチ？

「スクリーミング・フェイス・フェチ」

即ち、叫び顔に執着するわけです。
これはねぇ、その人個人のナマの感情がモロに表情にあらわれるからなんですよね。
その叫びの源として、私が最も好んだのは、恐怖とエッチによる絶頂感です。
恐怖は、みなさん御存知の通り、お化けとして人を驚かすのが大好きな私が相手から引き出すのを最も得意とした感情で、あれやこれやの叫び顔は記憶の中の輝かしいコレクションですね。
エッチは、まあ、照れくさいので、ご想像におまかせしますけれども、色々いじっていて、泣き声が叫び声に高まっていく昂揚感は実にいいもんです。
ともかく。
どちらも相手の顔をガン見するんですが、相手の回想によると、その時の私の表情は、映画「スクリーム」の死神マスクそのものだそうです。ニヤッ。

Q2 異性を見るときまず何処を見る？
口。
唇。
大きさを見て、どれくらい開くか予想してみて、とりあえず小話をして笑わせて、予想が当たると、密かにニヤッと笑う。

Q3 最近プッシュ出来る部位は？
バイクの乗りすぎで、指に出来たグリップダコ。
指紋がはっきりと分かるように、かさかさになった手のひらとグリップダコで、相手のうなじからふとももにかけて、撫でさするのが旬の季節になってきました。

Q4 異性の好きな部位？×５
「ヨダレの垂れた口」
「湿り気のある虹彩」
「貧乳、巨乳を問わず、胸の丸み」
「くびれを形成する骨盤の角度」
「自らがそれなりの自信を持つ足」

Q5 フェチを感じさせる衣装は？？
叫び顔である以上、衣装は関係ないんですけど、映画「ブリキの太鼓」にあったように、スカートの中に潜り込まれて、悠然とジャガイモ食ってたのがいきなり叫ぶというシチュエーションはかなりクルので、丈の長いスカートをはいて下さるようよろしくお願いします。

Q6 次に回す５人を
フェチっぽい人、よろしく。

・坦々麺博士さん。
・miyukiさん。
・もえぎぎさん。
・金魚さん。
・ぐっち八幡さん。

あえて私と同じくらい、あるいはそれ以上にフェチっぽいお方を選びました。ニヤリ。よろしくお願いします。

・・・・・・

バタイユの有名な言葉、「エロティシズムとは、死に至るまでの生の昂揚である」を思い返す度に、フェティシズムもまた死に直結する何かがあるんですよね。
私が好む叫び顔もそうですし。
るいじさんが好む骨もそうです。
どんなフェチであれ、とどのつまりは死を想う快楽だと私は確信しています。
例えば、うちの檀家の孫娘さんは、亡くなったおじいさんの愛用していたパイプの柄を手の内でもてあそぶのが何故か楽しくてやめられないと告白してきましたが、木目の手触りへの執着などではなく、それがおじいさんのパイプだからなんですよね。
そこに、禁忌をも思わせるような、肉親同士の純粋な、凶暴なまでの「絆」を見ることも出来ます。
そして、のぞむべくは、それらすべてのフェチに埋没してしまわずに、自分自身とうまく向き合って、危険な自分自身をも愉しむゆとりを持つことです。
そうでなきゃあ、ますます笑えない世の中になりまさあね。うん。