妙な連想をされても困るのですが、シェークスピアの喜劇です
女性ピン芸人 楠美津香さんが一人で演ずるシリーズ(20
10年までに全作品を踏破するそうで)を今日もまた
北千住まで観に行きました
いつものように、最初に登場人物をミニ黒板で説明
演じ分けるキーポイントを観客に叩き込みます(写真参照)
扇子でバタバタやる仕草は公爵で、やたら振り向くのが
アンジェロで、クローディオは水谷豊キャラ、その妹
イサベラはコギャル、という風に
シェークスピアの楽しさをそのまま観客に伝える、
抱腹絶倒の2時間
僕はこの作品は初めてなので、あらかじめ白水社の
シェークスピア叢書を買って勉強しておきましたが
やはり実演されると理解度が違います
この作品が初演された頃は聖書が印刷され、一般人に
広がったことで、聖書ネタを取り入れて共感を
呼んだ、などという解説に感心しました
単なる講談+アングラ一人芝居のハチャメチャ舞台
ではないのが、この人の芸に惚れこんだ所以です
次回は11月に横浜でオセローをやる予定
悲劇なんですけど、それをどう演じるか楽しみ
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