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2006年08月23日20:50

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お見舞いさんと土用波。

http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=75909&media_id=4

我が家も、とにかく、川、海を甘くみるな、特にお盆に水に入るなんざあ、進んで死人たちの仲間になるってことだからなとしつこいほど言い聞かされてきましたね。
祖父の兄の菩提寺は千葉県の館山にあるんですが、そこの館山湾内の平砂浦の辺りは、暗礁が多く、お見舞いさんと呼ばれるうねり波、いわゆる土用波が恐怖の対象になっていることもさんざん聞かされました。
館山から勝浦にかけての波は、とくにお盆が危険で、溺死者の亡霊がいけにえを求めるとも。
私は霊は否定する方ですけれども、小学二年の頃、旧盆の間、白浜で泳いだことがありまして、そこで海中で足を何かに強く引っ張られたことがあります。何かを見るゆとりもなく、ただ、必死でもがいて、めちゃくちゃに足を引っ張るものを自由な片足で蹴りつけて、何とか生還したのですが、足についた痕は、ひどいアザになってなかなか消えませんでしたね。どんな形だったかは覚えていないのですが、お世話になった民宿のおじさんは私のアザを見るや、「ひでえなあー、潜って足を引っ張るイタズラ者がいやがるんだよ」と話していました。そのイタズラ者が生きている人なのか、死人なのかは口を濁してましたが。
それ以来、旧盆やお盆には絶対水に入らないことにしています。
今日も、今回のニュースのように水死者が出たことが記事になるたびに、「人身御供」だなと思うことにしています。
実際、知り合いの漁師も、海の家を経営していながら、お盆の間に海水浴を禁止しないほんとうの理由を、海にはある程度いけにえが必要だからねと囁くように言っていました。
それだけ、海を始め、水の底深い、青々とした世界は恐ろしいのです。

それに引き換え、プールの事故は、天災に失礼なくらい、人災そのものでしょう。

要は、不注意な人間こそが、水の神の犠牲になり、また、自分自身の犠牲になるわけです。
みなさん、よくよくご注意を!

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