本日の世見 2026年10月31日(土曜日)
『海の色』
「日本はもはや“亜熱帯”」と言っていたのは、今から35年も前のことでした。
酷暑、猛暑、炎暑、熱帯夜などと言ってもいます。
そして今では、「獄暑」と言いたくなる“地獄”のような暑さの日もあります。
昭和8(1933)年7月25日、山形市で40.8℃を記録しています。
一方、1922年にリビアのエル・アジジアで58℃を記録したとされていましたが、この記録は後に世界気象機関(WMO)によって無効とされています。
でもね、35年前の1991年8月の大阪の平均気温は28.1℃だったというではありませんか。今年と比べて1.8℃も涼しかったのですね(2026年8月の大阪の平均気温は29.9℃)。
暑いのは陸地だけではありません。
海で暮らす生物たちも、温度変化に気づいていることでしょう。
日本で暮らす私たちは、「海は青い」と思っています。
でもね、黒海。紅海。白海、黄海と、色を冠した名前の海もあります。
黒海は、暗くて荒々しいイメージが強かったため、暗い海と呼ばれるようになり、オスマン帝国時代、この暗い海を「黒海」と翻訳したことでこの名が定着したといいます。
紅海は「赤潮が発生するから」とか、「海の周囲に赤土が溜まっているから」「赤いサンゴがあるから」「エジプトの砂漠を赤い台地と呼ぶから」などの説があります。
実際に赤っぽく見えるようです。
また白海も。ロシアでは北国特有の曇り空で海面が白っぽく見えたからだと言われています。
黄海は、中国大陸を流れる黄河から流れ出る黄土によって、海水が黄色く濁って見えることに由来します。
海だけは、いつも穏やかに暮らして欲しいと思っています。
今の自然界なら、ある日どこかの国に大津波が襲い掛かる気がして仕方がありません。
海の世界は、陸の世界より見事かもしれません。
だってね、世界の最高峰エベレストの高さ(大地震の影響で変化した気がします)は8848.86メートル(2020年)ですが、マリアナ海溝は深さが約1万980メートル(2022年)もあります。
伊豆・小笠原海溝だって9801メートル(2022年)です。凄いでしょう。
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