本日の世見 2026年10月29日(木曜日)
『南極の“砂漠”』
氷河の面積が1633万平方キロもあり、陸地の11%を占めていると言われてから36年が経ちました。
今、氷河の面積はどのようになっているのでしょうか。
グリーンランドが、氷に覆われた島なのにグリーンランド(緑の世界)と呼ばれたのは、982年頃にこの島を発見した人たちが、入植者をたくさん誘致するにあたり、宣伝として「緑豊かな土地」と名付けたことが由来だとか。
今のままでいくと、氷河が溶けるスピードがアップして、ホッキョクグマは生きる場所を失います。
戦争なんかしている時ではないのに、本当に残念です。
あなたは、世界最大の砂漠がどこかご存じですか?
「サハラ砂漠」と答えたのではありませんか?
実はこの答え、約1380万平方キロの広さを誇る「南極大陸」なのです。
サハラ砂漠は灼熱の地ですが、南極大陸は大部分が分厚い氷に覆われた極寒の地です。
砂漠は、一般に年間降水量が250ミリ以下の乾燥した土地を指します。
南極大陸も、雨や雪として降る水の量が少ないという点で、砂漠に当てはまるのです。
南極大陸には、ドライバレー(マクマード・ドライバレー)と呼ばれる渓谷地帯があり、ビクトリア谷、ライト谷、テイラー谷という平行に走る3つの主要な谷があります。
総面積は約1万5000平方キロで、このうちの約4000平方キロはすっかり乾燥しているといいます。
これこそまさに砂漠でしょう。
このドライバレーで地表に雪や氷が少ないのは、氷河の流れが山々に遮られるうえ、強く乾いた風で、降った雪が吹き飛ばされたり、溶けずに水蒸気になる「昇華」で失われたりするからです。
もしも温暖化にプラスしてこの強風地域が広がったとしたら、南極の氷の壁が次々に落下して、あっという間に砂漠化が広がるでしょう。
そして、海面の上昇は、人々の生き方を大きく変えることになるでしょう。
このドライバレーでは、地球上最も古い生物のひとつとされる藻類が発見されてもいます。
※写真:南極ドライバレー
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