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2026年10月22日06:24

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とりあえず2028年まで(8434)

去年12月、OEK合唱団の団員募集があった。募集期間は年末のわずか1週間、オーディションは1月という慌ただしい日程だった。募集要項には、これまで公演ごとに募集していた合唱団を、10年ぶりに常設化すると書かれていた。ただし、今年度の公演は5月の第九と11月の「森の歌」。「森の歌」は東京混声合唱団がメインとなるため、オンステメンバーは再度選抜するとあった。

募集が始まると、何人かの合唱団仲間から聞かれた。

「森の歌を歌いたいけど、選抜だったら難しいかな」
「いや、東混だけだったら10数人、エキストラを入れても20人ぐらいだろう。いくらプロでも、オーケストラにはかなわないから、みんなオンステになると思うよ」

自分はそう答えた。ただ、これまで「森の歌」を歌ったことも、演奏を聴いたこともない人には、合唱とオーケストラがどう響き合うのか、イメージしにくかっただろう。自分の話も、半信半疑だったに違いない。

5月の第九が終わり、「森の歌」の楽譜が配られたとき、説明があった。

「指揮者の意向で、全員オンステできることになりました。ただし、練習参加の出席状況などを考慮して、選抜することもあります」

ほら、やっぱりである。いくらプロの合唱団でも、20人足らずではオーケストラと対抗するのは難しい。自分が学生で歌った時は、アマチュアの合唱団が80人、児童合唱団が30人ほどいたと思う。20年前にOEKと演奏した時も、それくらいの人数で歌っている。

今回はプロとアマチュアを合わせて、合唱は80人ほど。それでも、オーケストラの迫力に対抗するのは難しい。バスとテノールのソリストは、ステージ後方の高い位置にあるパイプオルガンの前で歌う。さすがにソリストの声は、バリバリと客席まで届く。児童合唱団は20人ほどで、ステージ最前列に並び、指揮者とオーケストラに背を向けて歌う。それでようやく声が届くかどうか、という感じだった。

第九ではバスが12人オンステしたが、「森の歌」では結局6人だった。そのうち2人は練習に2、3回しか出ていないから戦力外だ。東京混声合唱団も6人ほどいるはずだが、この段階では、まだ十分に声が聞こえてこない。ただし、プロは本番に向けて一気に仕上げてくるだろう。

また、仲間から聞かれた。

「次はどうなるんかね。またオーディションをするのかな」
「いや、追加募集はあっても、改めてオーディションはやらないんじゃないかな。OEKがらみのステージは、ひょこひょこと追加で入ってくるから」
「そうやったね。前もカウントダウンとか、あとからステージが入ってきたね」

1年分の会費を払っているから、来年度の会費を納める時期になれば、何らかの説明や動きがあるだろう。

2028年には、再び東京混声合唱団とOEK合唱団で、ベートーヴェンの「合唱幻想曲」を演奏する予定がある。それまでは、とりあえず続けてみようかと思っている。
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