# 漢方相談の価値を、次の世代へ。私たちが「漢方相談DX」に取り組む理由
株式会社ミリオネットは、もともと「絞り.com」という顧客分析の事業からスタートしました。
購買履歴や顧客情報を分析し、「どのお客様に、いつ、どのような情報を届けるか」を考える。
ずっと「顧客を知る」ということを中心に仕事をしてきた会社です。
その後、元小林製薬の子会社を買収したことをきっかけに、発注システムとPOSシステムを持つことになりました。
顧客分析だけだった会社が、POSを通じて「店舗の現場」を知り、発注システムを通じて「店舗の裏側」まで知るようになりました。
そして、そこから生まれたのが顧客管理システム「コキャクル」です。
## 漢方薬局との出会いで、考え方が変わりました
昨年から、漢方相談薬局様でコキャクルをご利用いただく機会が増えてきました。
そこで私たち自身が、改めて漢方相談という仕事について学ばせていただいています。
漢方相談は、単純に商品を販売する仕事ではありません。
「前回どうだった?」
「その後、体調はどうですか?」
そんな会話の積み重ねがあります。
先生方が何年、何十年とかけて身につけてきた知識や経験があり、お客様との長い信頼関係があります。
私たちはそこに、顧客管理の会社として大きな可能性を感じました。
## 大切なのは「記録すること」ではなく「次につなげること」
相談内容をパソコンに入力すればDX、ということではないと思っています。
前回の相談内容。
対応した内容。
購入された商品。
来店された時期。
その後の変化。
これらがつながって初めて、
「そろそろ○○さんに連絡してみよう」
「前回ここまで相談していたから、今日はその続きから話そう」
という次の行動につながります。
そして、もう一つ大切だと思っていることがあります。
それは、先生方が長年培ってきた知識や経験を、スタッフや次の世代へ残していくことです。
私たちは、ここにもデジタルやAIを活用できるのではないかと考えています。
AIが先生の代わりに漢方相談をするのではありません。
**人が行う相談を、データとAIが支える。**
これが、私たちの考える「漢方相談DX」です。
## ただ、私たちだけでは時間がかかります
漢方相談薬局様への導入が増えるにつれ、この方向には手応えを感じるようになりました。
一方で、現実的な問題もあります。
株式会社ミリオネットだけの力で、一店舗、一店舗を訪問し、この考え方を説明しながら全国へ広げていくには、どうしても時間がかかります。
だから今、私たちは考えています。
**漢方業界を長年支えてこられた皆様と、一緒にできないだろうか。**
漢方・生薬メーカー様。
薬局ネットワーク・研究会の皆様。
医薬品流通に関わる企業様。
ヘルスケア関連企業様。
皆様が持っている漢方・生薬の知識、薬局様との信頼関係やネットワーク。
そして私たちが持っている、顧客分析、POS、発注、顧客カルテ、AIの技術。
これらを組み合わせれば、一企業だけではできないことができるのではないかと思っています。
## システムを売るための提携ではありません
私たちが探しているのは、単純な販売代理店ではありません。
まず3店舗、5店舗くらいから一緒に取り組んでみる。
現場の先生方の声を聞く。
何が役に立ち、何が使いにくいのかを確認する。
そして改善する。
成功したら、その事例を他の薬局様へ広げていく。
そんな形で、一緒に「漢方相談薬局を支える仕組み」をつくっていただけるパートナーを探しています。
まずは業務提携や共同事業から。
そして、お互いの考え方や目指す方向が一致するのであれば、将来的には資本面での連携も含め、長いお付き合いができればと考えています。
## 漢方相談の未来を、一緒につくりませんか
私たちは漢方製薬メーカーではありません。
漢方の専門家でもありません。
だからこそ、漢方のことは先生方やメーカーの皆様から教えていただきたいと思っています。
その代わり、私たちは長年取り組んできた「顧客を知る」という技術と、POS・発注・顧客管理・AIの技術を提供できます。
それぞれの得意なものを持ち寄ればいい。
そんなところから始めたいと思っています。
今回、私たちが考えている「漢方相談DX構想」をまとめた資料も作成しました。
**『漢方相談の価値を、次の世代へ。』**
この考え方に少しでも共感していただける企業様、メーカー様、薬局関係者の皆様がいらっしゃいましたら、ぜひ一度お話をさせてください。
いきなり何かを決める必要はありません。
まずは情報交換から。
そこから、新しい何かが始まればと思っています。
株式会社ミリオネット
代表 大井 啓伊
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