いつもは朝方に目が覚める。そのとき、ちょうど見ていた夢が妙に生々しく記憶に残っていることが多い。昨夜は、午前1時ごろ、喉が渇いて目が覚めた。10時に寝たから、3時間ほどしか寝ていない。エアコンをつけていたので、寝苦しくて目が覚めたわけでもない。
目を覚ます直前に見ていた夢は、日本史の研究授業だった。朝、学校へ行くと、「今日は社会科の研究授業で公開される」と言われた。「ふーん、そうなんだ」と聞いていると、なんと自分の授業が1時間目だという。
困った。日本史は嫌いで、不得意である。とはいっても、高校生に教える程度の日本史ならできる。問題は、今日は研究授業だということだ。何の準備もしていない。普通の授業なら、得意の喋べりで1時間くらいならなんとかなる。しかし、それでは研究授業にならない。授業のねらいを決め、発問を考え、生徒の反応を予想し、それに応じて授業を展開する指導案を作らなければならない。
さて、どうしようか。そこで目が覚めた。
いつもなら二度寝はせず、居間のソファーに行って、しばらくぼーっとしている。しかし、さすがに午前1時では早すぎる。冷たい水を飲んで、またベッドに戻った。横になりながら、「それにしても、今ごろ何でこんな夢を見たんだろう」と考えた。
すると、前回の練習の休憩中に、たまたま仲間と昔の話になったことを思い出した。いつもは歌の話しかしないのだが、そのとき、「昔は何を教えていたんですか」と聞かれたのだ。
おそらく、それが原因なのだろう。夢というのは、何か深い意味があって見るというより、直前の出来事や昔の記憶を材料にして、脳が勝手に話を作っているのかもしれない。しかし、それにしても、なぜ日本史なんだ。もう少し得意なものにしてくれてもよかったのに。
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