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2026年08月11日06:50

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夢の中の未整理(7981)

起きがけに夢を見ることがある。いや、夢の中で焦ってあたふたしていると、そこで目が覚める。そして「ああ、これは夢だったんだ」と思って、ほっとする。

今朝の夢は、学校へ行くところから始まった。家を出たのに、なぜかタクシーがつかまらない。ようやく乗ったバスも、次の停留所が終点だった。仕方がないので、そこから走った。結局、家を出てから学校に着くまで2時間もかかり、1時間目の授業に間に合わなかった。

学校に着くと、今日は図書館講座で青年海外協力隊の話をすることになっていた。図書室には、すでに講座用の椅子が並べてある。そこで、しまった、と思った。講座で使う資料を用意していない。話をするだけならできるが、写真や地図などの資料やレジュメがなければ、いくら面白いエピソードを話しても、生徒はずっと集中してはいられないだろう。

幸い、講座は午後からだ。今から準備すれば何とかなるかもしれない。でも、午前中には授業がある。授業をしながら講座の準備もできるのか。どうしようと夢の中であたふたしているところで、目が覚めた。

夢だと分かって、ほっとした。それにしても、ところどころ妙にリアルな夢だった。以前、本当にバスを間違えたことがあった。学校へ行くと知人がいて、「今日は講座の講師で来た」と挨拶している場面も、いかにもありそうなことだった。まだ講座の時間ではないのに、生徒が次々と集まってくるというのも、学校にいた頃なら十分にありそうな光景である。

一つ一つのエピソードを思い返すと、「ああ、こんなことがあったな」と思う。ところが、全体をつなげてみると時間や場所がおかしい。夢というのは不思議なものだ。個々の場面は現実にありそうなのに、全体としては矛盾している。それでも夢を見ている間は、その矛盾を少しも不思議に思わない。

目が覚めると、汗だくだった。昨夜もエアコンをつけず、窓を開けて寝た。冷たい夜風が吹き込んできて、むしろ寒いくらいだった。それなのに、ずいぶん汗をかいている。起きて着替え、顔を洗った。

今の夢は何だったんだろう。ソファーに座って、しばらく考えた。ブログを書き始めたのは2007年だった。その前には、毎年一冊ずつ書いていた手帳の記録がある。考えてみれば、ずいぶん長い間、自分のその日の出来事を書き残してきた。これも数百年も経てば古典文学になるのかな。でも、そんなことはないだろう。それでも、整理してデータ化し、まとめて残しておくのも悪くない。そんなことを思ったが、たぶんやらないだろう。結局、これらの記録も、自分と一緒に消えてしまうのだ。どうせ市井の一人のたわごとだ。

夢の中では、過去の出来事が勝手につなぎ合わされ、現実にはなかった一日が出来上がっていた。目が覚めてからは、自分がこれまで書き残してきた現実の一日一日を思い出していた。夢も記録も、残るものと消えていくものの境目は、案外あいまいなのかもしれない。
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