Netflixの韓国ドラマ『鉄槌教師』全10話を一気見した。
AI曰く、「学校を舞台にした勧善懲悪アクションドラマ」である。扱われるテーマはいじめ、校内暴力、教師への暴力、ネットトラブル、合成麻薬、保護者からの圧力、さらには政治まで絡み、現代社会の問題をこれでもかと詰め込んでいる。
韓国ドラマらしく、一つひとつの問題を徹底的に掘り下げる。加害者にも被害者にも背景があり、学校だけでは解決できない構造的な問題として描かれる。その重厚さが、この作品の見応えにつながっている。
一方で、主人公の解決方法は現実離れしている。韓国でも日本でも、教師による体罰や暴力は認められない。それでも見終わったあとに爽快感を覚えるのは、現実では理不尽なまま終わることの多い問題に対し、ドラマの中だけでも悪が裁かれるからだろう。これは教育ドラマというより、学校を舞台にした勧善懲悪劇なのである。
ただ、悪を「鉄槌」で裁くという構図は現実にはあり得ず、その鮮烈さゆえに同じパターンを繰り返すとマンネリ化しやすい。また、教育や政治といった社会問題を真正面から扱うため、賛否を呼びやすい作品でもある。
それでも作品としては非常に面白かった。妻は「日本ではまず作れないね」と言う。確かにそう思う。現実離れしているからこそドラマとして成立し、視聴者に強いカタルシスを与えるのだろう。
だからこそ、続編となる第2シーズンも見てみたい
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