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2026年05月30日04:57

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Raudal(羊飼いの詩)

https://youtu.be/SVyjeQVtCys?si=4Zq4aPIDN_C6eX27
Bmのルンバを探し求め・・・確か師匠のLPにあったはず・・・でGEMINIにきいてみる。羊飼いの詩だった?
飯ヶ谷守康(いいがや もりやす)氏が1981年にビクター(JVC)からリリースしたデジタル録音LP『羊飼いの詩(Poema Del Pastor)』の同名タイトル曲についてですね。
結論からお伝えしますと、アルバムのラストを飾るタイトル曲「羊飼いの詩(Poema Del Pastor)」の楽曲形式(スタイル)はルンバではなく「セレナータ(Serenata = 夜曲)」としてクレジットされています。
また、キー(調性)についても、フラメンコ的な旋法(ポル・メディオなど)やセレナータとしてのクラシカルな響きを落とし込んだオリジナルの構成となっており、ストレートな「Bm(ロ短調)のルンバ」という定義とは少し趣が異なります。
このアルバム(KVX-1099)の全トラックリストの構成を見ると、飯ヶ谷氏が各楽曲にどのようなフラメンコの形式(パロ)やスタイルを当てはめていたかがよく分かります。
LP『羊飼いの唄(Poema Del Pastor)』トラックリスト
トラック 曲名 スタイル(パロ)
A1 Raudal Taranto ~ Rumba (タラント〜ルンバ)
A2 Alborada Soleares (ソレアレス)
A3 Cielo Gaditano Alegrias (アレグリアス)
A4 Claro de Luna Granadinas (グラナディナス)
B1 Juerga Bulerias (ブレリアス)
B2 El Viento Tarantas (タランタス)
B3 Farruca Mia Farruca (ファルーカ)
B4 Destino Siguiriyas (シギリーヤス)
B5 Poema Del Pastor Serenata (セレナータ)
「ルンバ」が使われているトラック
もし、飯ヶ谷氏のこのアルバムの中で軽快な「ルンバ」のコンパス(リズム)や16ビート系のノリ、あるいはそれに近いキー(ポル・メディオ等)のニュアンスが印象に残っているとすれば、それはA面1曲目の『Raudal(タラント〜ルンバ)』の後半部分、あるいはB5のテーマ内の一節と混同されている可能性が高いです。
アルバムの掉尾を飾る「羊飼いの詩(Serenata)」は、フルート(中川昌三氏)やベース、ドラム、さらに加部洋氏・竹下茂氏らを迎えた複数本のギター・アンサンブルによる非常に美しく叙情的な作品です。ルンバのようなダンス・ミュージックとしてのノリではなく、アルバム全体のドラマを静かに締めくくる「夜曲(セレナータ)」として構築されています。
お手元の音源を聴き返される際は、ぜひA1の後半の展開や、B5のアンサンブルの絡みに注目してみてください。
JIN OKI DAI KIMURA MORIYASU IIGAYA - SPAIN
こちらの動画では、飯ヶ谷守康氏が沖仁氏や木村大氏といった世代を超えた名手たちと共演し、フラメンコギターの卓越したテクニックと熱いパッションを披露している姿を確認できます。
飯ヶ谷守康氏のLP「羊飼いの詩」に収録されている「Raudal」の後半部分はBmキーのルンバか?
A面1曲目を飾る『Raudal(タラント〜ルンバ)』の後半部分は、まさにご指摘の通り「Bmキー(ロ短調)のルンバ」です。
前半の重厚で自由なリズムのタラント(Taranto)から、一転してイン・テンポの軽快なルンバへと展開していく構成になっており、そのルンバのセクションは一貫してBmを基調(トニック)として展開します。
このルンバ部分の聴きどころや、フラメンコギタリストの視点から見たコード進行・響きの特徴は以下の通りです。
『Raudal』後半のルンバセクションの特徴
コード進行と和声感
一般的なポップスのロ短調(Bm)というよりは、フラメンコ特有の「ポル・アリーバ(ミの旋法)」をBmへ移調した、いわゆる「Bのタラント(ミネーラ)の響き」をそのままルンバのリズムに落とし込んだアプローチが特徴です。
基本の骨格: Bm → C → B(B7)
フリジアン的な「F#、G、A、B」のラインや、開放弦を巧みに残したテンション感(Cmaj7(#11)やB7(♭9)のような絶妙な不協和音)が混ざり合い、ルンバでありながらも非常に哀愁があり、かつエッジの効いたモダンな響きを生み出しています。
豪華なアンサンブル
飯ヶ谷氏のソリッドなリードギターの背景で、加部洋氏や竹下茂氏による複数本のギターがコンパス(リズム)をガッチリと支え、さらに高橋ゲタ夫氏(あるいはクレジットにある高橋計一氏)のベース、長谷川純也氏(あるいは長谷川守男氏)のドラムが加わることで、ラテン・フュージョン的な疾走感のある16ビート・ルンバに仕上がっています。
タラントという「炭鉱の過酷さや哀愁」を歌う重いパロから、後半で一気にルンバへ昇華して躍動するドラマチックな展開は、このアルバム全体の幕開けにふさわしい鮮烈なインパクトを持っています。
Bmキー独特の、あの引き締まった低音と開放弦の抜けの良さがルンバのキレ味をさらに引き立てていて格好良いですよね。
解決した。Raudalだった。
https://auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f1223560680
幸いまだうちにはレコードプレイヤーがある。ポチりそう・・
狂った果実、LIBRA, に引き続き ミ・アモーレまでBmルンバにしたてあげようとしている。根本にはこのRaudalがあったとしか思えない。
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