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2026年01月01日07:28

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「春愁」(6815)

ソファーの横で寝ているアビを見ていると、「しずかに かしこく 老いるということは」という一節が、ふと浮かんできた。

多田武彦《尾崎喜八の詩から》の第3曲「春愁」である。テノールのソロが静かに歌い出し、やがて合唱がそれを受け取る。感情を語りすぎず、しかし確かに心の深いところに触れてくる曲だ。

この組曲は、多田武彦の作品の中でも個人的にはベスト3に入ると思っている。技巧を誇るわけでもなく、声の若さを競うわけでもない。むしろ、人生を一度通ってきた声でなければ本当には歌えない音楽だ。

また歌ってみたい。

https://youtu.be/yS3q5d6VDpk

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