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2024年11月10日20:41

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『ボルテスVレガシー』

10月30日(水)池袋グランドシネマサンシャインにて、17:30からの吹替え版を鑑賞。
フォト フォト

1977年放送の『超電磁マシーン ボルテスV』(東映、サンライズ)を2023年にフィリピンで全90話の実写連続ドラマ化。
海賊版ではなく正式なライセンスを得た上での制作という本気度が凄い。
フィリピンでは1978年にテレビ放送開始。
当時の独裁政権によって中途で放送禁止されたが、革命後の80年代から全話再放送。
内容が革命に影響を与えたともされ、フィリピンでは今に至るも熱狂的に支持され続けている。
そうした体験を持つ現地の方々の熱意による実写化だったが、今回、半世紀の時を経て本家の日本でも劇場公開が実現。
ドラマの第1、2話を元に再編集、ブラッシュアップを施して97分の映画(超電磁編集版)として公開。
監督はマークA.レイエスV。東映の白倉伸一郎が製作総指揮に入っている。

という、まさかの経緯を持つ映画。
フィリピンの方々の熱すぎる愛に感涙。
内容もオリジナルに対するリスペクトに満ち満ちている。
ボルテスVや敵方のデザインも現代的に『トランスフォーマー』的なディテールを足す方向でされているが、シルエットの基本や名称はオリジナルのままだ。
キャラクターも名称や細かい設定に変化はあるが、ほぼそのまま。

映画前半は文句なく身を乗り出す面白さ。
戦闘シーンのポーズとアングルのケレン味がステキ!
後半はアームストロング兄弟の母で開発チームの博士、オリジナルで言えば剛光代博士に当たるマリアンヌ博士が身を挺してボルテスチームの危機を救うシーン、兄弟との愁嘆場がやや長くてちょっとダレるが、それでも主題歌とアレンジBGMが流れると超アガる!
余談だがマリアンヌ博士が松本若菜に似ていて妙。早期退場が惜しい。
映画館の大音響が似合うので続編にも期待!
超今更だが欲を言えば戦闘シーンの空は青空ではない方が更にアガるのだが。
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