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2024年08月31日08:14

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松原照子の「世見」(転載)

本日の世見  2024年8月31日(土曜日)

『埋立地』

明日から9月ですね。

あなたは、日本の海峡をどのように思われていますか?
「海峡」といえば演歌の代名詞で、日本においての海峡でもっとも狭いのが、『二十四の瞳』で有名になったオリーブの島、小豆島にある土渕海峡。全長何と2.5km、幅は最も広いところで400m、最狭部は何と9.93mしかありません。
世界一狭い海峡として「ギネスブック」に認められましたが、両岸はコンクリートで固められていて、人工河川としか見えないのが残念です。
ギネスブックには、日本のことがどれだけ載っているのでしょうか。

私達が暮らす地球、どなたがおつくりになったのか、見事な出来映えで、人類を今80億人にも育てています。
でも、人類の欲は果てしないのが現実です。

私が生まれ育った神戸市には、古い人工島があります。
今の神戸っ子は知っているのでしょうか。
この人工島は、JR兵庫駅の南にあります。
平清盛も、どの様な思いで30数ヘクタールの経ケ島という人工島をつくる気になったのでしょうか。
港の防風を目的としたとは言われていますが、人というのは、自然界を生かすことを忘れ、人が生きやすさを求め過ぎている気がします。

江戸に入府した徳川家康も、新たな都市つくりの為に埋め立てを行っていった一人です。
この埋立地というのが、幾筋もの川の河口沖に広がる低湿地です。
東京駅から新橋駅の西側に広がる日比谷入江の埋め立てから、隅田川河口の中州を埋め立てた霊岸島、それと隅田川河口沖の低湿地にある佃島‥‥。
江戸時代だけでも700ヘクタールもの埋立地をつくっています。

明治から大正にかけて3つの海堡が建設されたのですが、第三海堡は関東大震災で崩壊しています。
関東平野は日本最大の平野ですが、関東大震災の時の教訓を今一度忘れずにいて欲しいものです。
人間が作り出した場所と、自然界が作り出した場所の違いくらいは知っておきたいものです。
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