■キャッシュレス時代の新紙幣=渋沢、最後の「顔」?
(時事通信社 - 07月04日 09:02)
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平成16年以来、20年ぶりに紙幣が刷新されましたが、流通が開始されたとは言え、まだ現物にお目にかかったことがないので、まるっきり実感が沸きません。肖像画が一万円札が澁澤榮一、五千円札が津田梅子、千円札が北里柴三郎となり、3次元ホログラムなど世界最先端の偽造防止技術を取り入れ、額面の表記を数字メインにしたことなどは諸々の情報で認識していますが、見慣れた漢字表記の額面とは違うので、紙幣を持つ感覚や意識が大きく変わるのではないかと思います。
偽造防止のための最先端の技術をより駆使した紙幣である一方、クレジットカード決済や電子マネー、スマホ決済と言った「キャッシュレス決済」が主流となりつつある時代の最中の新紙幣であり、「20年ぶり」ではあっても「今更新紙幣?」な感じも否めないのが正直なところでしょう。私の場合はクレジットカード決済や電子マネーを用いることが主流となり、「現金のみを受け付ける」店で現金を用いるくらいとなりました。
とは言え、記事は「日本は「現金信仰」が根強い。」としていて、国際決済銀行のデータを引用、2022年の通貨流通量の対名目GDP(国内総生産)比について、「日本が23.3%とユーロ圏の11.9%や米国の8.7%を大きく上回る」とし、日銀のアンケート調査の結果として「日常の支払いに現金を利用する理由を聞いたところ、「その場で支払いが完了する」「使い過ぎる心配が少ない」などの回答が上位を占めた」としていますね。確かに、地元や職場近くのコンビニでレジで精算する様子を見ると、スマホ決済が増えている一方で現金払いの人はまだまだ多く、記事が「銀行券発行残高の減少」を報じる一方、紙幣刷新の意義もまだまだあるなと感じます。
ところが、ここにきてし始めた。キャッシュレス化の進展などを背景に、23年度末は前年度比0.9%減の120兆8798億円と、12年ぶりのマイナスに転じた。経済産業省によると、23年のキャッシュレス決済比率は39.3%と10年前の約2.5倍に拡大。政府は将来的に8割に引き上げることを目指している。日本のキャッシュレス決済は、外国人旅行客の増加やコロナ禍、東京五輪・パラリンピックを経て徐々に普及してきたが、韓国や中国、欧米などに比べれば、まだまだ後れを取っている。その理由について、海外の金融動向に詳しい東洋大学の川野祐司教授は決済サービスが乱立して仕様がバラバラな点を挙げ、「国が仕様を統一すればさらに普及するのではないか」とみている。
紙幣偽造の手口の高度化が背景にあっての紙幣刷新ですが、そうした動きがどんな感じに生じるのか、「これが最後」となるのはそこだと思います。ただ、個人的には、経験する「紙幣刷新」は今回が最後かなと思っていますが……。
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