5月18日　「西部戦線異状なし(30)」見る

この日は、古いｱﾒﾘｶ映画で名作でも見ようと思いまして。
強く戦争反対のﾒｯｾｰｼﾞを出した1930年の古典的な傑作です。
ﾄﾞｲﾂでﾘﾒｲｸされた2022年版も素晴らしかったですが、戦争の悲惨さを描いた最高傑作だと思います。
舞台は第一次戦争中のﾄﾞｲﾂで、主人公18歳の学生だった時に、高校の教授に、ﾌﾗﾝｽと戦えというｱｼﾞ演説に感銘して、同級生仲間と共に戦争に参加するのですが。訓練で馬鹿にしていた郵便配達人に扱かれますが、まだまだ手ぬるいです。
前線に行くと、次々と仲間を失っていき、自らもﾌﾗﾝｽ兵を殺したら普通の家族のいる男だったので罪悪感を感じ、常に死の恐怖を感じながら、戦い続けます。
負傷して故郷に帰っても、戦争賛美の状況は変わらず、生徒を戦争に駆り立てる教授を非難します。
故郷が嫌になって、早目に戦場に戻るのですが、信頼していた上司も亡くなり、最後は主人公もあっけなく殺されます。
何回、見ても感動しますね。
是非、ｱﾒﾘｶ映画史に残る名作を探している方にはお勧めの映画だと思いました。