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2024年05月17日22:11

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5月16日 「フェンス」「わが母の記」見る

実家に帰ってもやることが無いので、たまには評判の良かった邦画でも見ようと。
アカデミー作品賞にノミネートされたのに、日本では聞いたことがなくて、しかも助演女優賞まで取ったのに、日本では公開されなかった映画があったので、見てみることにしました。
デンゼル・ワシントンが出た2016年の小市民映画みたいなジャンルの映画なのですが。
日本の戦前の小市民映画というジャンルが出来てた頃に比べると、家庭の問題がリアルで。
デンゼル・ワシントンが腹が出た中年の男性で権威主義的で問題があるし、親子で仲が悪く、しかも浮気して他の女に子供を産ませてます。しかし父親としての家族の大黒柱としての大変さを描いてました。
舞台の映画化なので、台詞に頼りすぎてる感じはしました。
黒人の中流家庭を描いて、問題のある父であったが、人間的だったという話で、良かったです。
日本ではスルーされてますが、良い映画を探している人には良いと思います。

続いて、たまには邦画でも見ようかと思いまして、2012年の原田眞人監督の映画なのですが。
原田眞人は見たことも無いですが、才能のある監督で次々に傑作を出してますが、噂では現場は厳しいらしいです。
この映画も2回ぐらい見てますが、またテレビで放送されてたので、録画して見てしまいました。
教科書のような演出ですが、演技陣が素晴らしいですね。
子供の時に母親から離れて、お爺さんの愛人に育てられた主人公は今では作家として大成しているのですが、母親は既に認知症が進んで、訳の分からないことばかり言います。
時々、引き取って世話をしてますが、最後には息子とも認識できない主人公の作家に、海を渡らせるのが怖かったから、お爺ちゃんの愛人に預けたことを後悔していることを伝えます。
何回か見ているのですが、ユーモラスであり、感動させられる良くできた映画です。
邦画ファンでこの映画を未だ見てない方には、この映画は是非、お勧めの映画です。
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