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2024年05月15日21:00

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松下幸之助氏の名言『先憂後楽』

さて、たまには趣向を変えて…

今日は、「先人の教えを学ぶ」と題してみることにします(;^ω^)

松下幸之助氏の名言『先憂後楽』。

松下幸之助という人物をご存知ない方が今の時代どれくらいいらっしゃるか。

もちろん、言うまでもなく、松下電器産業、現在のパナソニックの創業者です。

明治27年。1894年生まれ。

平成元年。1989年に94歳で亡くなられています。

裕福な家庭に生まれ、16歳で大阪電灯、現在の関西電力に入社に7年間勤務の後、大正7年。1918年、松下電気器具製作所を創業。

昭和32年。1957年に、日本初の系列電器店ネットワークとして、「ナショナルショップ」を誕生させます。

名前の由来としては、「国民の必需品になっていくにふさわしい」と考えて命名したのが原点とされています。

「パナソニック」と社名変更するのに至っては、相当な紆余曲折があったようで…

松下幸之助の死後の平成に入ってすぐ、「パナソニック」の社名変更も検討されたそうです。

ただ、それを娘婿の松下正治氏(幸之助の長女の夫)が猛反対。

結果的に社名を変更したのが平成20年。2008年でしたので、約20年をかけたことになります。

「パナソニック」の由来としては、昭和30年。1955年の輸出用高性能スピーカーに使われたロゴ、PanaSonicからで、「全ての」の意のギリシア語「PAN」と「音」を意味する英語「SONIC」から。

海外で「National」の商標が登録されていたことと、「ナショナル」という響きが「国家主義」と取られかねないために海外向けのブランドとして制定。

「松下電器の音をあまねく世界へ」という意味が込められている。

こうしたきちんとした意味合いを持っての変更だったそうですが、当の松下幸之助氏は果たしてこれに同意したのかなぁ、なんて思ったりしもしましたがね…

そして、ようやく本題の「先憂後楽」に関して。

先憂の「憂」は苦労や心配するという意味をあらわし、後楽の「楽」は、その字の通り楽という意味や楽しみをあらわしています。

先憂後楽は、人々よりも先に国のことを心配し、人々が楽しんだ後で自身が楽しむべきという政治を行う者の心得を説く言葉で、中国の北栄の政治家である范仲淹(はんちゅうえん)が述べた言葉です。

先憂後楽は先に苦労や苦難を経験したり、心配事をなくしたりしておけば、後で楽が出来るという意味で用いられています。

同義語として、「先難後獲」(せんなんこうかく)などがあり、先憂後楽は「後楽園」の語源になった言葉でもあります。

松下幸之助は、晩年のインタビューでこう語っています。

「部下の失敗を時に激しく叱責したのか」と聞かれて…

「小さな失敗であれば叱責もあったが、大きな失敗であれば本人の落ち込みも激しいので怒らない」ということでした。

「その失敗でなにも会社が潰れるわけじゃないんだから」という考えもあったようです。

松下幸之助は、人の上に立つ経営者は人よりも先に憂い、人よりも後に楽しむという先憂後楽の精神を持たないといけないと語っています。

先憂後楽

「先憂後楽」ということは

天下の人びとに先んじて憂い

天下の人びとに後れて楽しむという

為政者の心構えを言った昔の中国の人の言葉だそうである

しかし私は

この先憂後楽ということは

単に為政者だけでなく

お互い企業の経営者としても

ぜひとも心がけなくてはならない大切なことだと考えている

もちろん経営者とて

ときに休養し

遊ぶこともあるが

そのようなときでも全く遊びに心を許してしまわず

心は常に先憂ということでなくてはならない

それは言いかえれば

人よりも先に考え・発意・発想することだとも言える

経営者というものはたえず何かを発想していなくてはいけないと思うのである

※出典サイト
https://ameblo.jp/kotobawatikara/entry-12242728228.html

その他。松下幸之助さんに興味がありましたら、こちらもお読みになってみて下さい。
なかなかためになることが書かれていますよ(*^_^*)
https://toyokeizai.net/articles/-/140012
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