秋田・大仙（大曲）Ｂ級グルメ、ここにもあった「オランダ焼」、おやつの店「さぬき」 （5/1）

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秋田県内陸の最南部、山形県に接する湯沢市のソウルフードとも言われるのが「オランダ焼」である。
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秋田県内で有名なのは湯沢市の「オランダ焼」だが、調べてみると主に秋田市より南、秋田市と県南エリアのごく限られた地域だけのようではあるがピンポイントでところどころに「オランダ焼」を売る店が点在し、ごく限られた周辺部の地元民にディープに愛されているようである。

インターネットで検索した限りでは「オランダ焼」は発祥の店と言われる湯沢市の「高市青果店」のほかに秋田市には数店、あとは大仙市大曲や美郷町六郷、由利本荘市に１店舗ずつ、あとはぽつんと離れた県北・鹿角市にも１店舗「オランダ焼」を売る店はあるようである。

仕事で大仙市役所大曲庁舎を訪問した５月１日水曜日、用務を終えたら12時になったので大曲で昼飯を食べて秋田市の事務所へ帰ることにしたが、この日は夕方5：45と早い時間帯から割烹料理店での宴会に参加する予定があり、昼飯は軽く済ませたかった。

そこで、今回は大仙市で「オランダ焼」を売る店、大曲農業高校の前にあるおやつの店「さぬき」で「オランダ焼（120円）」を２つと、それだけじゃ足りないからあんこ・クリーム・チョコの３種類の味がある「コアラちゃん焼（120円）」のチョコとあんこを注文し、店内のテーブルでいただく。

紙袋に「アンコ」と「チョコ」というゴム印を捺して渡されたが、袋の中にこのゴム印を捺した部分にそれぞれの中身の「コアラちゃん焼」をタテに詰めてくれたんだそうだ。

「オランダ焼」だけは丸いから見れば分かるからゴム印も捺していないが、袋の中にはヨコにして詰めており、どれが「オランダ焼」なのかはゴム印がなくても分かる（写真３）。

まずは「オランダ焼」からいただく。

湯沢市の「高市青果店」の「オランダ焼」とまったく同じスタイルのハムとマヨネーズの大判焼（今川焼）で、ジャンキーで旨い。

次に「コアラちゃん焼」の「チョコ」を食べる。

焼き型がコアラの図柄に焼き上がるようになっているから「コアラちゃん焼」なのだが、「チョコ」と言ってもチョコレート風味のカスタードクリームが入った大判焼（今川焼）の味である。

そしてこちらは「あんこ」の「コアラちゃん焼」だが、なるほどゴム印がなければ見た目だけでは中身が何なのかさっぱり分からない。

形以外はまるっきりあんこの大判焼（今川焼）で普通においしい。

最後に再び「オランダ焼」を食べ、残り１口まで食べ進んだ。

そして完食。

この日は宴会があるから昼飯はこのくらいでちょうどよく、全部で480円で済んでしまった。

ほかにも「お好み焼」もあるそうで、注文してから焼き上がるまで30分くらい掛かるそうだが時間があるときにはお好み焼も食べてみたいところである。