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2024年04月17日00:04

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カバヤ食品@カバヤキャラメル

今日の夕刊の特集記事に「カバヤ食品」の話が載っていた、子供の頃、終戦後年代は忘れたがキャラメルと言えば「グリコ」や森永の「ミルクキャラメル」の時代に、忽然と「カバヤキャラメル」が駄菓子屋の店先に躍り出たexclamation ×2グリコや森永に比べて味はイマイチで粒数も少なかったがキャラメルの箱の上に小さな「オマケ」の箱がついていて、これまた小さな「オモチャ」が這入って居たので、子供たちに大受けで、グリコ、森永、をしのぐ売れ行きだった。社名の漢字は如何なのかは知らないがキャラメルの箱には小さく河馬の絵があったのを覚えている。この会社の所在地は備前・岡山だったので、その頃私が暮らしていた播磨の地まで販売シェアーを伸ばしていたのだろうが、阪神地区芦屋までシェアーを伸ばして居たのかどうか知らない。
何れにせよ「カバヤ」と言う名前を見ると、子供の頃の日々交々の甘酸っぱい感慨が甦ってきて、何とも懐かしい気分に包まれる。
実のところ、子供心に「カバヤキャラメル」をグリコ・森永に比べて格下に見ていたが、製造会社はローカルの「駄菓子屋」に徹して居たので今日まで生き延びてきたのだろう。実に逞しく巧妙な会社運営のポリシーである。
これに比べてスーパー「ダイエー」の何とか言う創業社長は、事業の大成功により日本一となり(社員は徹底的に扱き使われ、逃げ出す者頻々であったが)、それに飽き足らず既存の百貨店と肩を並べるべく百貨店事業に手を出したが、百貨店事業の経営に関する人材の不足により見事に失敗した。それ以来、「ダイエー」は勢いを失い、今は見る影もない有様である。この社長、一時は「今太閤」と言われたが、本物の太閤よろしく、「番頭」を育てる事が出来なかったので、一代限りで終わってしまった。
天下を取らずとも、B級で逞しく生き残る道を歩む「カバヤ食品」の生き方は、『どっこい生きている』と言う、ある意味 成功者 と言えるのかも・・・。


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