おやおや、立憲民主が全勝ってか‼

有権者の目が覚めたと言うべきか、はたまた有権者の気まぐれか？　目出度いには違いないけれど、過去の経験もあるのでそうそう単純に喜べない気分だ。
本当はやっと有権者が正しい判断をしたと思いたい。戦後８０年に亘って自民党の属国政治或いは利権政治に好き放題をされてきたのに殆どの有権者は此れを許して来た。これまで何があっても心底から国民に詫びること無く自己改革をする事も無く、ふてぶてしい態度で国民の前にしゃっ面を晒して来た連中だが、今回も又、次の総選挙ではナリフリ構わず立憲民主潰しに傾注するに違いない。
有権者も有権者である、自民党支持も然り乍ら最近は「維新の党」とか言うインチキグループを支持して地方議員や国政議員に議席を与えているが、維新の党の何が有権者にアッピールして居るのか私には全く分からない。尤も、彼有ら維新の連中の言い分を聞いたことが無いので、分からないのも当然だが・・・。
今回の「立憲三勝」を機に思う事は、我々有権者は《政治を変えよう！》と思うなら、性急に新しい政権に成果を求める事は急ぎ過ぎであると言う事である。新しい政権、其れも新しく生まれた政党が政権の座に就くのであるから、初めから万事上手く行くはずが無い。取り返しのつかないミスで無ければそれを以って政権から引き摺り下ろす事は余りにセッカチ過ぎると思う。有権者には政党を育てると言う一面も待たなければ成らないのでは無いか？　兎に角我々は「自民党腐敗政治」に飽き飽きしている。腐敗し、沈滞した、自民党政治故に有権者は政治離れを進めて来たのでは無いか！？勿論「正しい政治」を望むならば我々湯権者が政治に関心を持ち政治を監視する事が求められる。あなた任せの政治では、政治家にしたい放題させる事につながる。我々は政に関心を持ち、政治に敏感に成らなければ成らない。
立憲民主党議員の諸士には死に物狂いで勉強をして貰い、世界政治の場に於いても引けを取らない、ホンと雲政治家に成ってもらいたいし、此度の成果に慢心せず次の総選挙でも、自民党、公明党、維新の党、を撃破するつもりで頑張って貰いたい。