mixiユーザー(id:3223949)

2024年03月30日09:27

19 view

3/29 吉良吉田 きーずハウス

名古屋の安ホテルに連泊の私、この日は爽やかに目覚めました。泣いても笑っても、この日がダコタさんザビエルさんとの最後のライブ。せっかく最高の三人が集まったのに、もうお別れなんて辛いですが、物事には必ず終わりが来るものです。そう、あれだけ激しく降り続いていた雨も、嘘のように止んで快晴になっていたのです。
有終の美を迎えるべく、張り切って準備したのでした。

ザビエルさんがお車で迎えに来てくれて、やや離れた栄のホテルに泊っているダコタさんとも合流。あれだけたくさんあったギターや荷物も、ザビエルさんがうまく積み直してくれて、おかげさまで快適な車の旅となったのでした。

吉良吉田のきーずハウスは、もう何度もお世話になっている地元の文化コミュニティースペース。音楽ライブ、教室、講座、そして宿泊までできる素晴らしい空間です。なんと今年の一月には、地方のテレビドラマ「江戸から来たキラくん」のロケ地にもなりました。永井さんやスタッフの皆さんの優しいおもてなしがとても嬉しいのです。
今回は、ツアー日程の関係上、どうしても名古屋に連泊しなければいけなくて、泊まれなかったのだけが残念なことでした。

ライブ録音のためにだけマイクをセットしましたが、実際は完全生音のライブ。とても心地よく、最後まで素晴らしい三人のラウンドロビンスタイルを楽しみました。ザビエルさんとダコタさんの「淀川グライド」やネコの曲が素晴らしい。二人の絶妙な掛け合いは、これからの西日本ツアーでたっぷり聴くことができるでしょう。私とダコタさんの「プランクシティー・ダコタさん」など、いろんな組み合わせもまた良い感じでした。

私にとってはこれが最終ライブ。ダコタさんのリクエストで弾いた「Roberto Clemente」(David Thomas Roberts)は、北海道から始まった長いツアーで苦楽を共にしたダコタさんへの感謝の気持ちも込めました。最終の第四楽節でほんのちょっとうわずってしまったのは、多分泣き声がうわずってしまうのとおんなじ感情だったと自分で気がつきました。
自分の溢れる気持ちを俯瞰してコントロールするのが本来の演奏家の仕事なのでしょうが、それが心の自然な表現である以上、感情に流されてしまったのもまた仕方のないことかもしれません。

最後の三人セッション「I’ll See You In My Dreams」で大団円を迎えたこのライブ。
お越しいただいた皆さん、永井さんやきーずハウスの皆さん、そしてもちろんザビエルさん、世界レベルの演奏を毎日聴かせてくれたダコタさん、どうもありがとうございました!
これからのダコタさんとザビエルさんの二人ツアーに、どうぞご期待ください。

https://www.facebook.com/ZabieruGuitar/?locale=ja_JP
2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2024年03月>
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

最近の日記

もっと見る