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2024年03月19日07:59

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福井・敦賀B級グルメ、「敦賀ヨーロッパ軒」駅前店再訪、福井名物「ソースカツ丼」と「パリ丼」にチキンカツも同時に楽しめる「ミックス丼」(3/8)

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隣りの石川県では禁漁だが、福井県では2月20日から3月20日までの1ヵ月ほどの期間だけ水揚げが許されている、脱皮してさほど時間が経過しておらず身が詰まっていないオスのズワイガニが安価に出回り、身が「ズボッ」と抜けるから「ズボガニ」とか水分が多く水っぽいから「水がに」などと呼び福井県民に親しまれている。

3月16日に北陸新幹線金沢・敦賀間延伸開業になると並行在来線であるJR北陸線敦賀・金沢間はJRから第3セクターの経営に分離されるため、JR北陸線がJRのきっぷで福井まで行けるうち「ズボガニ(水がに)」で一杯引っ掛けに行こうと「青春18きっぷ」で福井へ向かっていた3月8日金曜日、福井には19:54に着く計画だった。
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自分は2020年9月まで福井勤務していたこともあり、カニ以外にも福井で食べたいモノはいろいろある。

福井には2泊する予定でもあり、「ズボガニ(水がに)で一杯」は翌日でいいと思っていたので、この日は夕飯に何を食べるか決めていなかった。

自分は若い頃からその街で「カツ丼」と注文すると卵でとじていないタイプのカツ丼が出てくるのが一般的な街へ食べに行く「全日本卵でとじていないご当地カツ丼愛好家」でもあり、福井と言えば日本で初めて「カツ丼」という名称でソースカツ丼を提供した店があり、そこから県内全域にソースカツ丼が広まり、福井県では「カツ丼」と頼むとソースカツ丼が出てくるのが当たり前の「ソースカツ丼の聖地」である。

福井を離れてからも毎年2回福井へは行っているが、福井のソースカツ丼は2年前に食べて以来久しく食べていない。
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福井へ向かう間「今夜はどこで何を食べようかな」と考えると無性に福井のソースカツ丼が食べたくなってしまったが、福井勤務時代から気に入って通っていた「ふくしん」は去年の7月末で閉店してしまったそうだ。
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ほかには、日本で初めて「カツ丼」としてソースカツ丼の提供を始めたと言われる洋食店「ヨーロッパ軒」は、福井県内のみに多数店舗展開しており、自分が福井勤務していた頃に住んでいた家の近くにも分店があり、当時ときどき食べに行っていた。
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「ふくしん」亡き後、今回は「ヨーロッパ軒」のソースカツ丼が食べたくなってきたが、「ヨーロッパ軒」の営業時間は20時までなので、その6分前に福井駅に着いてから向かっても間に合わない。

そこで、予定を変更して18:47に着く敦賀で途中下車して、駅から歩いて5分ほどのところにある支店なら間に合うので、その「敦賀ヨーロッパ軒」駅前店で夕飯にすることに決めたが、「ヨーロッパ軒」と言えば名物のソースカツ丼もいいのだが、「ヨーロッパ軒」以外ではあまり見掛けないもう1つの名物、ソースに浸したトンカツではなくメンチカツを持った「パリ丼」はもう何年も食べておらず、「パリ丼」も食べたくなってきた。
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「ヨーロッパ軒」のソースカツ丼もパリ丼も食べたいなら、もう1品盛られてくるがトンカツもメンチカツも乗っている「ミックス丼」があるじゃないか。
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そこで、今回は「敦賀ヨーロッパ軒」駅前店で前回訪問時と同じ「ミックス丼(1210円)」を注文。
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丼には写真手前からメンチカツとロースカツ、チキンカツが盛られている。
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ちなみに、「ヨーロッパ軒」は基本的には福井市の総本店とその直営の支店が2店舗、あとは総本店からののれん分けで分店を出しているのだが、いちばん古い分店である敦賀分店と、その敦賀分店直営の支店として開業している店があり、福井市の総本店は全てを支店・分店としている。
http://yo-roppaken.gourmet.coocan.jp/sub3.htm

ところが、敦賀市内の5店舗は「敦賀ヨーロッパ軒」と名乗り、「敦賀ヨーロッパ軒」本店では「当店の公式ホームページはありません。福井市の総本店のホームページとは関係ありませんし、メニューなども異なります。お間違えないようお願い致します」という掲示まで出されており対抗心むき出しである。
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そんなこともあり、「ミックス丼」も「敦賀ヨーロッパ軒」では1つはチキンカツだが、本家系統の「ヨーロッパ軒」の「ミックス丼」はエビフライだったりする。

それはともかく、裏返したフタが一緒に配膳されてくるのがミソで、このままでは「丼」として食べづらいので、手前側の2つ、メンチカツとロースカツをいったんフタに除けてからいただく。
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まずはソースが掛かったご飯をひと口食べるが、ただのウスターソースではない甘いソースが染みたご飯だけでも十分旨い。
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さて、これが問題のチキンカツで、「敦賀ヨーロッパ軒」以外の「ヨーロッパ軒」ではこれがエビフライになる。
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お家騒動のあおりによる「ミックス丼」の内容についてはさておき、特製ソースに浸した鶏ムネ肉のフライだから普通においしい。
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そしてこれがロースカツ。
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福井で「カツ丼」と言ったらやっぱりこれ、叩いて伸ばした豚肉に細かいパン粉を付けて揚げたトンカツを甘いソースに浸してあり、福井市の「ヨーロッパ軒」総本店系統の店のトンカツより「敦賀ヨーロッパ軒」の方が厚みがあるが、そんなことはともかくやっぱりおいしい。
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さらにソースに浸したメンチカツもいただく。
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このメンチカツだけを盛ったものを「ヨーロッパ軒」では「パリ丼」と呼び、中のタネはジューシーで、衣は甘い特製ソースが染みておりめちゃめちゃ旨い。
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ご飯の量も福井市の「ヨーロッパ軒」総本店系列の店より「敦賀ヨーロッパ軒」の方が盛りが多い。
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ソースの味も多少は違うのかも知れないが、福井市の「ヨーロッパ軒」総本店系統だろうが「敦賀ヨーロッパ軒」だろうがどっちもおいしく、残り1口ずつまで食べ進んだ。
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最後のひと口はメンチカツ。
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そして完食。
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「敦賀ヨーロッパ軒」を含む「ヨーロッパ軒」以外の店でも福井のソースカツ丼を食べたのは2年ぶりだし、「ヨーロッパ軒」のソースカツとなると今回が3年8ヵ月ぶりだったが(しかもこのときは「丼」ではなくソースに浸した「切りカツ」が1枚)、やっぱり旨かったな。

大満足で敦賀駅に戻り、当初の計画の1本後の普通列車で福井へ向かった。
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