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有給休暇を取得して「青春18きっぷ」を利用して秋田から茨城県取手市へ向かっていた3月7日木曜日、山形県の新庄には10:57に着き、乗り継ぎ時間が43分あった。
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43分では途中下車して食事するには十分な時間ではないが、この日は乗継の都合でここで食事を食べておかないと仙台駅での23分の乗り継ぎ時間で大急ぎで駅そばで食べる以外の選択肢がない行程だったので、できれば新庄での乗り継ぎ時間の間に早めの昼飯を食べておきたい。
新庄駅前には去年の夏に立ち呑みコーナーで軽く一杯引っ掛けた「さくらんぼ鶏肉」専門店があるが、立ち呑みコーナーは15時からでまだ営業していない。
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ほかには駅前通りにラーメン屋が2軒並んでおり、こちらは11時には営業しているはずであることは分かっていた。
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今回は前回訪問しなかった方の「急行食堂」には山形・新庄名物の「鶏もつラーメン」もあり惹かれるが、自分はホルモン系はレバーなど一部のモツは少々苦手である。
そこで、新庄駅の近くでほかに何かないかスマホでインターネットに接続して探したら、もう1つの新庄名物「鶏中華」の評判店があり、10時半営業開始とのことで営業しているはずである。
「鶏中華」なら鶏もつではないはずだから自分でも食べられるはずが、評判店だそうで満席だったら間に合わない可能性があるので、行ってみてすぐに入れそうならその鶏中華「新旬屋」本店で食べ、満席だったら「急行食堂」で食べればいいかと行ってみたところ、幸いにも空席がありすぐに入れたので「新旬屋」本店で食べることにした。
お店に入る前に入口にある券売機で食券を買ってから店に入り(写真2)、受付に出すと席に案内され、出来上がると呼ばれて取りに行き、食べ終えたら返却口に返しに行くシステムの店で、カウンター席1番を指定された。
今回は初めての訪問でもあり、看板メニューの「金の鶏中華(890円)」にしたが、山形県の名物「鶏中華」と言えば「そばつゆに中華麺」というのが一般的だと思うがこれは完全に「ラーメン」で、チャーシューではなく鶏肉とメスの腹から出てきた未成熟卵の「キンカン」も1個入った独特なラーメンである。
まずはスープをひと口飲んでみると、「天下一品こってり」のような濃厚なスープとは対極的なあっさりしたスープなのだが、鶏のダシが効いておりめちゃめちゃ旨い。
かために茹でた縮れた手打麺との相性もバッチリで非常においしい。
チャーシューの代わりの蒸し鶏も旨い。
お肉は蒸し鶏だけじゃなく、鶏そぼろも入っているのもいい。
そしてキンカンもかじってみる。
一部のホルモン系は苦手な自分だが、キンカンは好物である。
全てがおいしく、麺と具は残り1口まで食べ進んだ。
鶏のおいしいスープを残すことなどできず全つゆで完食。
山形名物の「鶏中華」ではなく、オリジナルの「鶏中華」として山形県民に支持されている「新旬屋」本店のようで、自分が食べている間に満席になり、順番待ちが発生していた。
乗り継ぎ時間43分の間に食べるしかなかった今回、訪問時にはまだ空いていてラッキーだった。
食後に一服し、トイレにも寄っても次に乗る奥羽線山形行きの発車9分前には駅に戻ることができ、時間的にも余裕があり助かったな。
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