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2024年03月06日00:54

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激闘ウルトラマンゼロ 託された希望

繁忙期のピークは過ぎたかな。

・エクスペンダブルズ ニューブラッド

最初と最後だけエクスペンダブルズで、あとは「ステイサム無双のアクション映画」だった。コロナ禍やストライキの影響も少なくないのだろうが、舞台のスケールも火薬の量も上映時間もシリーズ一小規模、重要な要素であるゴージャス感・お祭り感がまったく感じられず。メンバーに関しても同様で、前作の若者たちもスナイプスもオミット、オールドメンバーの復帰もトニー・ジャー意外のビッグスターの参戦もなくシリーズ一小粒なチームのメンツ。トニーとイコ・ウワイスを加えたため格闘アクションはかなり満足できるさすがのクオリティだが、敵役とはいえイコのあの扱いは物足りなさも残る。
ストーリーが単純でもガバくても良いが、茶番にしろとは言ってない。前半には確かにあった熱さが後半どっか行った。
トニー含めた新メンバーは魅力を引き出し切ってはいない気がするが先があるのなら期待はできる。ついニヤついてしまうような掛け合い、ユーモアも健在で、絶対的なクオリティは水準以上ではあるので単発のアクション映画であればおそらく満足できたとは思う。「エクスペンダブルズ」の看板とキャラへの愛着がある身には辛い一作。
あのインフルエンサー何やってあそこまで売れたんだろう、やっぱり迷惑系かな。ジャンボシュリンプそこまで酷い目に遭うようなことした?

・アンダー・ザ・ウォーター

海面上昇によるディストピアと化した世界を救うために過去に飛んだ結果が引き起こすタイムトラベル&バタフライエフェクトものだが力が入っているのはSFより主人公の心情描写(実際SF部分はかなり雑で、こちら側の結末は早々に達成できてしまう)。全編色彩を抑え暗めな画面、淡々として地味ながら丁寧な演出と美しい画作りにはアート映画のような美意識を感じ、モノローグが非常に多いが主人公の視点でのみ展開されるため先がどうなるか分からない面白さもある。日常会話や画面に映る細かい情報で世界がどうなったか想像させるのも上手い。
予告やジャケットから予想するものとはいささか趣が異なる、というかぶっちゃけエンジョイもエキサイティングも皆無なため期待はずれになるかもしれないが、勢いよく殴られたりグサっとくる衝撃ではなくゆっくり深々と静かな刺さり方、物語に乗れれば締め付けられるような主人公の内面を追体験できるだろう。
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