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2024年02月25日02:50

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マダム・ウェブ

 ユナイテッド・シネマ幕張で、ポイントを使用して1000円で鑑賞してきた。
 アメコミを追っかけていないので、関連する原作コミックはどれも知らない。スパイダーマンに登場した老婆のヒーローらしい、ぐらいしか予備情報はなかった。

 で、感想。
 とても面白かった。いいぞいいぞ。こういうの好きだ。
 「ハーミットパープルだけでどうやってディオと戦うか」みたいな感じで、実にいい。
 まず、主役のダコタ・ジョンソンがすごくいい。自然体というか、役にぴったりはまってるのが良い。吹き替えも、少し舌っ足らずになるときがあったけど、まあまあ悪くはなかった。
 ただ、三人のスパイダーウーマン候補の娘たちが、「ああ、またそういう、『いろいろな配慮をして様々な人種を取り混ぜました』的な構成なのね」感を感じて、かえって微妙に思えてしまう。ぜんぜん問題なくいい感じなのに、そういうふうに思ってしまうような空気が嫌だね。
 舞台となった年代と、カサンドラの同僚のベンやその義理の妹なんかが、色々とたまらんので、いい。
 生まれてくるメアリーの子供の名前が最後まで明かされないのもたまらん。
 立ち会っているというかなんというか、たまらん。

 スパイダーマンって、やっぱりあの糸があってこそのスパイダーマンなんだなあ……って、敵の悪スパイダーマンの垢抜けない感じを見て思ったよ。偽物臭がまた実にいい。
 そしてつくづく、ピーターが善人でよかったなあ〜と思ったね。悪人のスパイダーマンって、とっても嫌だ。そういうお話とわかっていても、見ていていい気分ではない。

 発現したばかりでコントロールできない予知能力の表現方法が、『ファイナル・デスティネーション』みたいで面白い。ていうか、あの映画の「死神」を超越しているヒーローと考えると、実にカッコいいぞ。

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