■ヨーカ堂、再建へ正念場=都市部と「食」に集中投資
(時事通信社 - 02月10日 09:01)
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セブン&アイ・ホールディングスのスーパー事業を担うイトーヨーカ堂が北海道、東北、信越地方からの撤退、17店舗の売却や閉鎖を発表したことがずいぶん反響を呼んでいる様子で、地域の商業の中心的存在となっているところも含めて不採算店舗を切り離し、業績回復に向けて都市部を中心に「食」を強化する戦略で再建を目指し、千代田区にある本社を品川区に移転して減量経営を目指すとしていますが、都内や首都圏でも激戦区で厳しいサバイバルレースに晒されているところもあり、厳しい状況は変わらないのではと思います。
個人的には生活圏には店舗がないのですが、行ったことのある東京の武蔵境、大井町、武蔵小金井、京成高砂、国領、神奈川の武蔵小杉、埼玉の春日部、千葉の新津田沼、我孫子駅前と言った各店を考えると、食品は品揃えがまぁまぁ充実している印象はあるものの、PB商品の多くがセブン-イレブン(生活圏にあり、アプリも持っている)と共通しており、「わざわざ行かなくても」な感じな面も否定できないなど、不利に働いている面もあるのかもしれません。ニュースになりそうな生鮮三品の話題もいつの間にか“主役”の座にはない感じとなり、何か梃入れを考える段階に来ているなとも思えます。
「食品事業を業績浮揚の切り札に位置付ける」ことで気になるのが、アパレルや生活用品のコーナーの撤退とか縮小で、大井町や武蔵境、武蔵小杉、武蔵小金井、春日部などは上階にアパレルや家電などの売り場がありますが、最近は客の入りも食料品売り場の階に比べて少なく、食料品も“差別化ポイント”が強くないとなると、先行きの厳しさがあると言うべきかもしれません。東西2館体制の武蔵境とかは家電や家庭用品の西館を手放すかもしれませんし、食料品売り場のある東館もどうなるかは未知数でしょう。
特に気になるのが春日部のイトーヨーカドーで、「サトーココノカドー」なる別名があり、ある意味、“観光名所”的存在になってもおかしくはないと思うのですが、駅の西口から近いにも関わらず客の入りが今ひとつで、先行きの厳しさがある店舗と言えるでしょう。この「クレヨンしんちゃん」所縁の店の動向の如何によってはかなり大きなニュースになると思いますし、春日部の街、春日部市にとっても大きな影響を与える出来事となると思います。今なお人気を博している「クレヨンしんちゃん」が街興しの中心的存在であり、目下東武鉄道の駅の高架化工事が進んでいる春日部市の動向も含め、注目となるかもしれません。
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