兎角この世は・・・

今年は元旦から日本は大災害に見舞われ、大荒れの辰年に成りましたが、日本だけに留まらず世界も相変わらずドンパチ、ドンパチと喧しい事が続いて居ます。本当に愚かで情けない事です。それに、日本では最近かなり著名な芸能人が鬼籍へ移ったニュースが後を絶ちません、私の同年配の人たち故「他人事」とは思えず、寂寥感に取り付かれます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
神戸の地震を上回る事が分かって来た能登半島大震災ですが、大人しく優しい我が大和民族は、何の騒擾事件も起こさず、自制心に富んだ態度で粛々と復興に向かって行動するなど、外国のメディアの称賛を受ける態度でこの大災害を受け止め、流石に某国の属国と成って居る「日本民族」だけの事が有るわい　と私を感心させて居ます。
政治資金規正法違反の事にしても、国民はもっと怒りを露にしなければ成らないと思うのですが、世間は何の反応も示さず、まるで他人事のような態度です。まこと、日本人とは従順で、大人しく、大いなる愚か者、なのです。
その愚か者にも、たった一つの「誇るべき所」が有ります。それは１９４５年の「屈辱的敗戦」以来、８０年の長きに亙って近隣はおろか世界のどの国に対しても、武力行使による物理的、人的、経済的、損害を与えて居ない事です。実にこれは世界に誇るべきものでは無いでしょうか？　否、別に誇るべきものでは無く「当たり前」の事、本来的当然の姿であります。
それに引き替え、今世界の耳目を集めている「武力・騒擾」事件の張本人たちは何れも古い人種分類で言う「コーカソイド」たちです。その「コーカソイド」の連中が何かといえばドンドン・パチパチ武力行使の殺し合いに走り、世界的に迷惑を撒き散らして居ます。実に「コーカソイド」とは、教養ある知的な人の様に見えて、その実、好戦的で血生臭い事の好きな野蛮な連中です。