沢田研二。

うちの妻がBSTBSチャンネルで録画してた、
昭和５０年代の沢田研二の”華麗なる世界永久保存必至〜”
と言う、過去のテレビでの歌パフォーマンスを
TBSにある、レコード大賞やザベストテンの映像を中心にその変遷を集めた番組を観て。

最初ソロになって、大人しい綺麗な歌を唄ってたのがうけた結果、
どんどんパフォーマンスが、あの当時では最新に
そして過激になっていくのを私は中学から高校の時代に
チラチラ見ていたが、今見ていると、ほんとすごい歌手やったなぁ、と。
で、とんでもカッコいいし。

その最中に三億円事件の犯人役のドラマや
過激な映画「太陽を盗んだ男」、「魔界転生」なども出演してるし、
たまに、志村けんとのコントも出てるし。
で、番組のインタビューで当時２２歳でデビューしてきた
世良公則が、ずっと音楽を牽引してくれてた、との話や、
、
業界がニューミュージックや桑田佳祐などが出てきた
１９８０年代初頭からは、もうテレビには出てこなくなるのを
タイガースのメンバーだった、岸部一徳さんが
「沢田研二をやり尽くした」というコメントを寄せて。
で、活動の中心はライブに移って今に至って
７５歳で全国コンサートの最中の
スタジオリハーサルで番組は終わって、
本人の今のコメントは映らなくて。

で、その番組中の、ザベストテンに出ての
メドレーを延々と見ていると、
８０’％は、私は口ずさめる、が、
その歌詞には演歌のような物語は無いのに
唄えるのは、阿久悠の歌詞が素晴らしかったのだろうと思うが、
はやり歌唱力も素晴らしかったなあ、と。

１９８０年代になって、土曜の１１時台に
沢田研二ショーというのが始まったり、
かなり前に、そのコンサートのドキュメントで
沢田研二のファンを映したシーンが、
コアな女性ファンたち、が、
沢田研二がコンサートで移動する時の
駅や飛行場を一人で歩く時に
後ろを２０人くらいだったか合同で沢田の後ろ
２０メートルくらいあけて、ついて歩く、
それは沢田の許可を得て、話とか握手とか
一切接触しない決まりで、ただ後ろをついて行くだけで、
同じ飛行機、同じ車両で沢田が居る空間に居たい、
、の
集団、ってのを観た記憶がある。
で、家族はもうほったらかしで、家族の人らも
そんな奥さんをあきらめてて、ってなしーんがあったか、と、

あのベストテンのスタッフの一人が、秋元康だったりしたのも
最近知った話。

しかし舞台や映画、スポーツ、小説の世界も芸術の世界でも、
天才がいるおかげで
マスコミはどんなに飯を食ってきたかと。
それをまたスキャンダルで潰すのもマスコミで。