写真は順に
*くわがきあゆ「レモンと殺人鬼」(宝島社文庫)表紙
*着圧ソックス
*タルトタタン
くわがきあゆ「
レモンと殺人鬼」(宝島社文庫)は第21回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。
10年前に父親を殺され人生が一変してしまい、母は蒸発、幼少期から成人した今日までつましい暮らしを余儀なくされた姉妹だったが、ある日妹が遺体で見つかったと警察から連絡が…。
悲運にまみれた一家に何が起こっているのか。
業界新聞「新文化」によると三省堂名古屋支店で根強くトップ10ランク入りを続ける作品なので気になって読んでみた。
10年前の回想シーンが一人称で紛らわしい。
ちょっとずるいと思った。
ラストで急加速してドンデン返しの連続と真相が畳み掛けてくるのだが、そこに至るには説明が足らなさすぎて唐突な印象。
呆気に取られてポカ〜ンだ。
驚かせれば良いってもんじゃないでしょう。
確かに驚いた、騙された…けれども、なんだかフェアじゃないし、亡くなった妹の生前の行動を推測する部分も説得力に欠けており、粗っぽい説明にも納得がいかなかった。
なんで『このミス』大賞なんだ?
物語の鍵を握る人物像にもものすごい違和感しかなかった。
いや、登場人物のほとんどの人格と背景に納得できなかった。
読者をなめんなよ、とまで思ってしまった。
捻じ曲がった人間の心をもっとリアルに感じさせて欲しかった。
100均で見つけた
330円の着圧ソックスが秀逸❣
膝上タイプは就寝用、膝下タイプは機内用にと買い足した。
毎晩履いて寝てるけど、
睡眠中に足が攣らなくなった
タルトタタンは伊勢丹に入っているベーカリー「
リチュエル」の新作。
めっぽう美味い❣
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